ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

Author:デルタ
三十才代、三重県在住の光関係の技術者です。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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韓国でシビルミニマムを考える(磨崖仏海を渡る−韓国編 こぼれ話1-3)
何の変哲もありませんが、
写真は韓国のポストです。Geongju(慶州)市役所の南西角の交差点で撮影したもの。
郵便ポスト


この町は、奈良みたいな町。奈良と同様に20万人くらいが住んでいる、この地域の中心都市です。その市役所の前にも、当然ながら郵便ポストがありました。

投函口の下に、
「16:00」と時刻が書いてあり、
その上と横にはハングルでなにやら書いてあります。何々……?
直訳すると、こう書いてあります。

「郵便物を収集しに来る時刻表
 平日 16:00 土曜日・休日 集めに来ない」

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テーマ:韓国について - ジャンル:政治・経済

続いて買ったモノ(磨崖仏海を渡る−韓国編 こぼれ話 その1-2)
公約通り、新聞を読みたいし、水も欲しい。

というわけで、駅の近くのセブンイレブンに入る。「jeju(済州)の三多水」という地元銘柄のミネラルウォーターを話の種に、そして中央日報の朝刊と、それからロッテが出しているフルーツのど飴とを買って、1850W。特にのど飴が日本で売っているより少量にしてある代わりに500Wとは、良心的な売り方だと思う。
新聞は地下鉄の中で必死に読んでいた。
実は内心心配で仕方なかったことがある。鳥インフルエンザのこと。このBUSANとこれから行くGyeongjuとの間にあるULSAN(蔚山)の郊外の養鶏場で発生し、大量処分した云々というのを朝のニュースで断片的に見ていたので、詳細を確かめたかったのだ。が、一面はそのことでなかった。
「美 sogogi……」
つまり、米国産牛肉の輸入再開に対するSeoulでの反対運動のニュースが、何よりの大ニュースだといわんばかり。
こちらとしては複雑だ。かたや、まだ国内に来ていない危険食品(と疑われるもの)、かたや今起こっている家畜の伝染病。首都で発行されるメディアの一端だとはいえ、地方都市のことだからと置き去りにされているのだろうか?

電子辞書を取り出してまで読む気が失せて、生活面(なのだろうな)を開く。目に入ったのはプロ囲碁の対局解説。これなら特に辞書を引かなくても、番号と解説図と人の名前を追うだけで、大体意味が取れる。すっかり夢中になって、中盤の攻防約20手分を追っている内に、地下鉄が北端のNoppodongに着いた。この最寄りに高速バスターミナルがある。

窓口の人に何かを注文するのは、銀行に続いて2回目。しかし、Gyeongjuへのバスの切符は、あっさり買えて、14:20発の高速バスへ身を委ねる。
赤と白との大胆なツートン塗色のバスには、学生さんらしき4人しか乗っていない。定刻になったのを秒単位で見定め、運転手が急発進をかけた。反動で、まだ手に持っていた新聞紙を落としてしまうほどの衝撃。慌ててシートベルトを締めた。
運転のすさまじさは、高速道路に乗ってから本調子になった。先行する車があると、迷うことなく追い抜きをかけていく。Gyeongjuまでの69kmを50分(平均時速82km!)で結ぶ、と時刻表に堂々と書いてあるのも伊達ではない。
そして、ジャスト50分後。平屋建の薄暗い、Gyeongjuのバスターミナルに本当に着いていた。

テーマ:韓国旅行 - ジャンル:旅行

BUSAN上陸(磨崖仏海を渡る−韓国編 こぼれ話 その1-1)
フェリーから降り、若干の身体検査を受けてフェリーターミナルの外へ出たのは10:30頃。異国に来たからといって、暑さは変らない。いや高気圧のど真ん中に来たくらいだから、日射しが十分に空気を熱している。
平日の午前中、慌ただしい港町、乗用車、トラックが、「ビー」と気障りなクラクションを鳴らし、目の前を抜けていく。
とりあえず、まずWonへの両替。線路をはさんで1ブロック西側の交差点に面する外換銀行の支店を目指す。
目指す銀行の店舗は10くらいのカウンターが並ぶ、かなり大きなものだった。入口にエスカレータがあってその脇で、店員さんが1人立っている。
「Annyeonghaseyo」と多分彼は言ったはずだが、それすら聞き取れたかどうか……。それくらい緊張していた。……笑わないで欲しい。はじめての海外渡航、そもそも銀行窓口で外貨両替することもはじめての経験なのだ。これがうまくいかなければ、まさに1文無し。冗談抜きで路頭に迷ってしまうのだから!
「I want to exchange Yen to Won.」
とっさに出たのは英語の方だった。
すると、さすがフェリーターミナル最寄りの店の行員さん、外国人の扱いに慣れているようで、
「Please go to the 2nd floor.」と指さされた。
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テーマ:韓国旅行 - ジャンル:旅行

出国の日
大阪南港にある国際フェリーターミナル、そう聞くと大きな建物で小粋なコーヒーショップやら、場合によっては免税店でも入っているような、そう成田空港を小さくしたような施設と勘違いしてしまう。実態は、発券窓口のカウンターが2つ(乗り入れているフェリー会社が2社なので)、待合コーナーというわけで椅子が20脚(そのうち1脚は壊れている)、それに飲み物の自販機が1台、1階にあるのはこれだけで、上階には事務所と展望室(3階)があるだけの、殺風景な施設だ。
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テーマ:韓国旅行 - ジャンル:旅行

磨崖仏 海を渡る−速報編ベースキャンプ
この旅行専用にブログを一時的に立ち上げたかったのだけど、
そんな暇もなさそう、悲しいや。

現地でPC-bang(”PC房”=ネットカフェみたいなもの)に入る暇があるかもしれません。というのか、できればそんな機会を作って、現地レポートを入れたいな、と思っています。
その時にそなえ、現地からの速報レポートをコメントとしてつけられるように、親コメントを作っておきます。

キーボードの関係上、おそらく拙い英語でのレポートになるでしょうけど(苦笑)
怪しまずに読んでくだされ。

テーマ:韓国旅行 - ジャンル:旅行

「我執」の時代は、終わった……
NHKラジオの今朝のニュース7時台での、世論調査結果についての報道。
「年功序列制への支持が、不支持を上回った」
「終身雇用制志向への回帰が始まっている」


そのような結果が出ているらしい。雑音の中で聞いていたので、調査のソースが聞き取れなかったけれど。
後者は、いろんな意味での問題を残してしまう「変節」だけれど、
前者は、結局「嫉妬」や「自意識」から始まった単なる「志向」だったから、波が引いていく時が来たのだろう。

どこの調査だったろう、2〜3年前のこと。
ある会社で、社員全員に自分の仕事の価値をお金に換算すると幾らか、と問うていったのだという。
すると、社員全員の自己申告額を足しあわせると、総和が会社の売り上げの5倍だったかになったのだそうだ(記憶が正しければ、日本でのこと)
このように、みんな自分を過大評価している。
だから、年功序列という給与体系に、不満を持ってしまっていたのだ。
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テーマ:新自由主義 - ジャンル:政治・経済

磨崖仏 海を渡る(序章その6)

こんにちは!トラックバックテーマ担当本田です。今日のテーマは「ゴールデンウィーク!あなたのご予定は?」です。早い人は先週の土曜日からはじまっているでしょうか。ゴールデンウィーク!!!みなさまはゴールデンウィーク、何をしてすごしますか?本田は、大好きな麻雀を久しぶりにうつ予定です(笑)なかなか麻雀をう・..
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と大家さんから問われて、私からお答え。
「明日から韓国遠征です」ヤバイ、準備が全く出来ていないのに、出発まで9時間を切ってしまった。

ともかく明日から、岩面仏調査旅行に出かけています。
これをお読みの方で、万一旅先でお会いする方がいたら、よろしくお願いします。
【行程】
 4/29 午後 大阪出航 (フェリー パンスタードリーム号)
 4/30 10時 Busan(釜山)入港
      14時頃 Gyeongju(慶州)着 国立博物館の見学など
      SARANGCHE Gest hause 泊
 5/1  Gyeongju 南方のNamsan(南山)で磨崖仏探査(終日)
      SARANGCHE Gest hause 泊
 5/2  午前Seoklam(石窟庵)、Bulguk(仏国)寺見学
      午後Gyeongju 南方のNansan(狼山)で磨崖仏探査
      16時40分発の高速バスで、Gwangju(光州)へ
      Gwangju泊
 5/3  午前早くバスにてMokpo着
      海洋遺物展示館を見学
      午後Mokpo市内見物(岩面仏一箇所調査)
      Mokpo泊
 5/4  午前早くバスにて、Yeong-amへ移動
      Yeong-am邑内のWeolchul山を歩く
      (途中山頂付近の岩面仏一箇所調査)
      古刹Togap(道岬)寺を参拝後、
      17時頃発のバスで発。
      Gangjin乗り換えでSunchon(順天)へ
      Sunchon泊
 (ただし、雨になりそうなのだよな、この日。
  雨だと近くで写真でも撮って回ります)

 5/5  午前早くバスにて、Sunchon市内のTaetae川河口付近へ。
      湿原の写真を撮影し、生態展示施設を訪問。
      11時発の市外バスで、Busanへ移動
      14時頃Busan着ののち、書籍、CDなど買い物。
      20時発のカメリアライン(フェリー)で博多へ、発。
      
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テーマ:旅行の計画 - ジャンル:旅行

伊達公子−復活編
長野で聖火騒動があった翌日。

あの伊達公子サンの、復帰第一戦があった。
って淡々と書けないよ、こんなスゴイニュース。

「クルム伊達公子」と登録名を変えたあたり、
ベテランレスラーが、覆面をつけて再挑戦するという状況を連想してしまったけれど(爆)
もちろん覆面は、なし
(僕としては、「試合巧者の覆面テニスプレーヤー、彼女は誰だ!?」の方が、テニス界にとっていい刺激になったと思うのだけど……、そこはテニス界なのですね−苦笑)
相手の高校生の選手も、相手の名前を聞いてビックリしたことだろう。
卓球で言ったら、小山ちれサンが復活したようなもんだから。
緊張もしたろうし、世代の違いによるプレースタイルの違いにも戸惑ったのでないだろうか。

国内のオープン大会の予選、
大騒ぎではあるけれど、世界レベルからは、やはりほど遠い。
けれど、2人のすがすがしさは、試合の巧拙を越えている。

伊達さんの試合中のこの表情もいいし
田島サンの試合後のインタビューへの受け答えも、心意気を買うな。

スポーツの本当の醍醐味って、オリンピックなどではなくて、
こういう小さな大会を間近に見ることで感じられる、のだと私は思う。

時事通信が、いい写真を報道してくれてます。
http://www.jiji.com/jc/p_archives?id=20080427181030-6149078&rel=y&g=pho


それにしても、聖火の騒動……、騒ぎすぎだよ……。
中国の国家元首が来たって、こんな騒ぎになるまいに(笑)
なんか、こういう騒ぎに乗らされること自体、
商業化・肥大化したIOCの、術中に嵌っているようで。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

朽木の山のその奥に〜(三県境シリーズその4)
最初に謝ります。すみません。
鈴鹿峠に行く、などと言ってましたが、月下美人のライブが19日(土)にあること(別項)を忘れていて(しかも、今回を逃すと、向こう4ヶ月くらい土曜日のライブがない。日曜だと、京都から帰ってこれない……)、同じ京都で泊まるならばと、京都北山を歩いてきてしまったのでした。

【山域】京都北山(滋賀県高島市朽木・福井県おおい町・京都市の県境)
【コース概略】生杉−若走路谷登山口−クチクボ峠−三国峠−地蔵峠側の下山路(途中で引き返す)−クチクボ峠−若走路谷登山口−生杉
【獲得標高差】約300m
【所要時間】登山口から三国峠山頂1:20

【アプローチ】出町柳から朽木(市場集落)行バスを大津市葛川梅の木で下車、連絡する高島市営バス(生杉方面行。車両はジャンボタクシー)に乗り換え終点下車

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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

月下美人ライブ(京都市・わからん屋)
彼女らのライブを見るのは、1年半ぶりくらいだろう。
田中宗彦さんというギターリスト(インスト)とのタイバンで、出演者の計3人は年男と年女という、大人な雰囲気で始まった。
となると、必然的に客層もわりと高齢。20歳代の人はいなかったのでないだろうか……。

田中宗彦さん、この「わからん屋」で何度か顔をお見かけしていた。ギターリストだとは知らなかったのですが……(苦笑)さすが、36歳ということあって(と月下の2人に気を遣ってトボケテミル)、音が若々しいと感じたんですね。エレアコのギターを使って、ネックの範囲内で弦を叩いたりはじいたりして、幻想的な曲を演奏したりするのが、とくに感覚の若々しさを印象づけられました。

MCでの勤務先の「生協」ネタには、笑ってしまうやら、頷くやら。
ここで一言、「生協の餃子だからって、産地を確かめずに返品しないでください。ゴミが増えるだけです」……ネェ!?(爆)

月下美人。2バンドの夜の割には、たっぷりやって貰えました。
寸前で田中宗彦さんが、ボーカルのカナコさんを「(飲むと)オトコマエな性格」と形容してましたが、
確かに、中性的というのか、「両性具有」的なイメージがだんだん強くなってきてます。「カワイイ・繊細な」詞がありつつも、歌い方が骨太。おまけに、砂漠が見たいと、今年の1月にモロッコへ単身出かけてきた、と、あちらの旋律を取り入れた曲も演奏してみたり……。
ベースのタマキさんは、足につけた鈴を使うのが、すっかり板についてきはりました(もう2年になりますかね?)どこか孤高なカナさんと対照的に、数々のバンドを掛け持ちする「職人」になってきてはります。
そんなタマキさん、カナさんのソロ活動予定を紹介するときに、
「カナちゃんは、ひとりで、ひとりで、……ひとりで、出演です」
と軽口な毒舌(爆)

全曲聞き終わって、やっぱり、このふたりは「オトコマエ」だと思ってしまった。
15年以上、歌い続けているゆえの骨太さ、といえばいいのか。

アンコールで、田中さんと3人で、ちあきなおみサンの曲(「祭りの花を買いに行く」)をやっていました。
不思議としっくり来る。月下美人のルーツって、案外とあの種の歌謡曲にもあるのかも……。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

みんなでJ-POWERの株を買いましょう(2008年最大の褒め殺し)
またもやってくれました。経済産業省。
空港に続いて今度はJ-POWERへの外資の投資を拒否しました。

毎日新聞配信のニュースから引用します。

 英投資ファンドによるJパワー(電源開発)株の買い増し問題で、関税・外国為替等審議会(外為審)の外資特別部会は15日、「公の秩序の維持が妨げられる恐れがある」と買い増しに否定的な意見を全会一致でまとめた。財務、経済産業両省は週内にも投資内容の変更や中止をファンドに勧告、10日以内にファンドが勧告に応じない場合、変更・中止命令を出す方針。

 英投資ファンド「ザ・チルドレンズ・インベストメント・マスターファンド」(TCI)は現在9.9%保有するJパワー株を20%まで買い増すことを政府に申請している。

 外為審の意見書は「投資活動の結果として公の秩序の維持が妨げられるようなことがあってはならない」と指摘、「(Jパワーの)送電線をはじめとする基幹設備の運用や維持、原子力政策に不測の影響が及ぶ可能性を否定することはできない」と結論づけた。

(後略)
(4月16日9時48分配信)

原発の問題にはそこそこ注視してきた私ですが、電源開発という会社、
私も株式公開されるまで知りませんでした。
あまりに親方日の丸(というより、親方「通産官僚」なのですが)で興味がわかなかったのも理由の一つ。私のようなモノ好きですら投資対象としては存在を忘れているくらいですから、どういう存在の会社か想像がつくことでしょう。

彼等の内輪主義の視野の狭さ、どうにかならないものでしょうか。
どのように視野が狭いか、私の思い浮かぶだけでも3つの側面で「狭い」んです。
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テーマ:新自由主義 - ジャンル:政治・経済

予は韓国に何を求め行くのか(磨崖仏海を渡る−序章その5)
もう二週後に迫った韓国南部遠征。
正直いうと、かなり「アウェイ」な場所に行くんだ、と最近では意識しています。
私自身が生まれ故郷が滋賀なので、文化的な流れでいうと百済系だと思っているのに、新羅の旧都(Gyeongju)に行くのもそう……というのは、半分冗談としても。

普段私の書き散らしていること、たとえば、リバタリアニズムとか、男性解放運動(いわゆる「男性学」「男性史」の流れの話)とかは、今のマッチョな韓国社会の風潮からは、「何を訳のわからんことを」と思われるだろうな、と。
大体にして、トロい、腕力もない、おまけに背もやたら小さい、の三拍子揃った男が、1人トコトコと、テコンドー有段者ばかりの社会に行くのは、かなり、「アウェイ」な状態だろうな、

要は、今頃怖じ気づいているのです(汗)
異質、……異なった「位相」にある場所だからこそ、惹かれるところもあるとはいえ、
始めての海外旅行を、しかもひとりで行くには、ちょっと大変かも。
言葉を覚えても、「魂」までは学べませんしね……。

もちろん、親しみはあります。
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テーマ:韓国について - ジャンル:政治・経済

「桜の森の満開の下」
迎さんのコメントから、ちょっと独立した話題に取り上げてみますね。

安吾の、私としては「散文詩」と呼びたくなるくらいに、語調の美しい短編小説です。
よく勘違いされますが、この短編には「桜の木の下に死体が埋まっている」という伝説は出てきませんので、念のため。
(私が、「桜の木の下伝説」を知ったきっかけは、漫画「羊のうた」でした−苦笑。大本は梶井基次郎サンの作品にあると聞きましたが、ちょっとフォローできていないです)

鈴鹿峠には山賊が住んでいて、人を喰い殺す、
という伝説は、昔からあったようです。鏡岩とかいう、その伝説にまつわる岩も、三重県側の旧街道側にあったと思います。
しかし、たしかその伝説には桜にまつわる部分見あたらなかった。
安吾流の暗喩の表現なのでしょうね。
桜と狂気とは、何かと結びつけられますけど、
両者は、華やかな(というのか「陽性」の)光景・心理状態なのではなくて、
桜花の散り落ちる、あの静けさの中で芽生えるものだという……。

というわけで、桜の森は、もともとは鈴鹿峠に無かったと思われます。

ただ、あれだけの文学作品だし、
でっち上げでもいいから(笑)、
「桜の森の満開の下」ゆかりの桜を探しだし、宣伝してみたいな、とも考えたわけですよ、
「日本まんなか共和国 勝手に観光大使」としては(爆)
というわけで、来週末鈴鹿峠を散歩してみます。

テーマ:滋賀県情報 - ジャンル:地域情報

ポルトガル語会話ラジオ講座(2回目)
宴会の帰り、しかも深夜11時過ぎからの放送だったので
……すみません、途中で寝てしまった(罰杯)

はやくも、指示詞、所有詞−所有格ではなく独立した品詞扱いなんですね−まででてきました。

指示詞(こ・そ・あ・ど)の
この:esta、その:esse
は、なんとなく関連が見えても、あの:aqueleがずいぶんかけ離れているよな〜
(いずれも男性単数形)

なかなか直感に結びつきにくいです。


テーマ:ポルトガル語 - ジャンル:学問・文化・芸術

天然退職
前の会社から一緒の方の定年退職を祝う飲み会に出かけた。
気付くと、このメンツの中でも、私、もっとも年下の部類なんだな(理由については略す)。
私らが定年退職するときには、残った−−文字通り「残党」の数人だけで集まり、シミジミ飲むことになるだろうけれど、今はバブル入社組を中心にして相当ににぎやかな会になる。
17:30から居酒屋の座敷に居座り続け、終えたのが21:30。
外に出てから、バンザイ三唱などが続く。その中で、酔って口がまわらずこんな言葉が。

「○○さんの、テンネン退職を祝って」
テンネンなまま退職できるとは、幸せだろうな……ってなんのこっちゃ。

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

今年も日本へ注がれた「OECDの目」
すっかり春の恒例行事になりました、OECDの目=OECD対日経済審査報告(要旨)を紹介するコーナー(笑)

これを読めば、いかに日本に溢れる格差社会の原因に関する俗論が、枝葉末節にこだわったものか、よくわかります。

sarutoruさんをはじめとして、多くの方が詳細に取り上げはった後に、「何を昼行灯」に、とのご批判もあるでしょうけれど、そこは、恒例行事、ということで、お許し下さいな。


……オイシイ労働法制や税制のことについては、後に取っておくとしまして、まず目についたことをいいますと……。
金融政策はどうすれば持続的な景気拡大を支えられるか?
と題して、明確にインフレ容認方向へ舵をきるべき、と言い始めはったことでしょうか。

(以下、日本語版p.3より引用)
また、0%という下限はデフレに近すぎ安堵できないため、デフレに対する十分な緩衝を設けるため、日本銀行政策委員会は物価安定の理解を見直し、インフレ幅の下限を引き上げるべきである。
(引用 ここまで)

うーん、これはどうなのだろう。ここ1年日銀サンは金利引き上げにウズウズしていたのは事実だけど、実際には政策金利を上げてはいない。だから、インフレ状態への移行を意図的に渋っていたというのは、言い過ぎだろう。彼等だって、デフレを怖がっている。だからこその「下限0%」設定。そこから物価が上がらないというのは、「大金を出してまで欲しいものもない」という消費動向の問題だと私は観察するのだけど……。
インフレって、狙ってできるものでないのだから。

そんな不思議な分析もありつつ、けれど、現代日本の経済上での問題点へ踏み込んでくれている。
(それにしても、アリガタイ機関だと思う。こんなに冷静・客観的に私たちの社会の経済問題について、調査報告してくれる機関は、ないぞ)
さて、いわゆる「格差社会」議論での、私の反論のベースになる「税制」と「労働法制(+労働慣習)」について、今年も見てみます。

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テーマ:格差社会 - ジャンル:政治・経済

闇の日銀総裁(自称)、日銀総裁人事のその後を語る
日銀の最高幹部に6人政府が推薦して、議会のお眼鏡に適ったのは2人だけ。
狭き門になったなぁ、としみじみ思います。
今日も政策決定会合があったはずだけど、審議委員ぜんぶ足して7人というのは、いかにも心許ない。委員の欠員(1)をまず、専任することですな。副総裁ということになると、、もうさすがになり手がさがせないだろうから。

それにしても、こうも何度も繰り返し財務省関係者を政府が推すのは、ひょっとすると、今の官邸スタッフの人脈が民間に細いことを象徴しているのかも知れません。
ある人に今の職を投げ出して、その上にフリーハンドの少ないとなると、そうとう強い押しと引きがないと引き込めないだろう(別に財務省の干渉があろうとなかろうと、今の日銀に取りうる政策は限られている。……自縄自縛状態なのをお忘れ無く)。

闇の総裁として、みなさんへ、虚心坦懐にお聞きしたい。
「みなさん、今の経済状態で、日銀総裁を引き受けたいですか」
私も、自分の能力が不足かどうかを忘れて考えても、「今やったら損」と思って逃げ腰になる。

日本まんなか共和国中央銀行総裁なら、考えなくもないけれど(爆)

テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

貫地谷しほり=日本のペ・ドゥナ説
先月までやっていたドラマ「ちりとてとん」が、特に関東で意外なまでの低視聴率になった、とかいう報道で、YAHOOニュースのコメント欄がいっぱいになっている。

その中で、主演の貫地谷サンを「華がない」云々と腐すコメントが時々あり、
たしかに、愛らしいけど、華というのとは違うよな〜、と妙に納得してしまった。
(けっこうお気に入りの女優さんなのにねぇ〜)
陽気で愛嬌があふれ出ていて、演技力があるだけでは、ぐっと来るオノコが少ないのかもな、と考えているうち、
韓国の「典型的喜劇女優」ことペ・ドゥナのことを思い出した。
今年冬のドラマが大いに当って、今は大人気になったみたいだけど、映画グエムルに出る前は、彼女自身「私は韓国では評価されないのかもしれない」とか「私は、男に好かれる顔でないから」とか、よく公言していた(それも、投げやり気味に)

2人に共通の匂いを感じる理由を挙げると、
1.空想癖のある役を演じて、似合ってしまう
2.カワイイけれど、少しクセのある顔
3.地声が低い

このあたりが、男が求める「女性」と微妙にズレがあるのかもしれない。
……複雑なところである。


テーマ:女優 - ジャンル:アイドル・芸能

発菩提心
天台宗の大寺「円教寺」の執事師が、
天台の一在家信者として、このお坊様にお聞きしたいことがある。
チベット民族だからといって、チベット仏教を信じることが、必然なのだろうか、と。

仏教にもじつは「発心」という入信を表明する段階がある。
発心=発菩提心(ほつぼだいしん)を明言し、
四弘誓願を唱える。

「衆生無辺誓願渡
 煩悩無尽誓願断
 法門無量誓願学
 仏道無上誓願成」
これを名付けて、菩薩の心という。
あくまでも、自らの意志として表明して、仲間(というのか導師)に承認してもらい、はじめて帰依したことになる。
決して、生まれついての菩薩などいない

チベット仏教は、この素朴だけど重大な「個人主義」を、どこかで失っている。
ましてダライラマ体制は、僧兵を沢山抱えていた頃の、延暦寺の体制とどれほどのさがあるのか?

確かに今の自体は「法難」ではある、
しかし、私には、今回の事態は「比叡山の焼き討ち」に見えて仕方がないのだ。
北京政府にも、ダライラマの体制にも、もろともに2つのNoを突きつけることが、
日本の仏教界がなすべきことでないだろうか。

テーマ:チベット問題について - ジャンル:政治・経済

「羊のうた」が輸出される
冬目景サンの唯一完結した長篇マンガである「羊のうた」。連載が完結してからもう5年くらいになるけれど、コアなファンを今なおつかんでいる(といいつつ、かなり好き嫌いの別れる作品だとも思う)

単行本全7巻にわたる、高校1〜2年生の生き別れの姉弟をめぐる話、と書くと切なそうな甘酸っぱそうな設定だけど、ふたりは(おそらく精神的な原因によると思われる)衝動的に吸血したくなるという発作を患っている、というキッツイお話。静かな絵が積み重なっていって、必然的に破滅へ行き着いてく物語でした。。

この作品は、実はいちど実写の映画になっている。姉の方を加藤夏希サンが弟の方を小栗旬サンが、ふたりともほとんどデビューしたてって時期に演じていた。(それにしても、今思うと、加藤夏希を抜擢したスタッフの勇気がスゴイ。彼女の壊れ気味のヲタク気質と、この作品の静けさがどうしてバランスしたのか、不思議な調和だ)
確か、長野の須坂あたりで撮影していて、2人の演技はともかく※、映像の美しさだけでも、ここ10年で屈指の出来の邦画だと、私は思っている
(※悪くはない。自然にとけ込みながら、静かに諦念していく様子を無難に演じただけでも、大したものだと思う。ただ、原作には単なる「諦念」だけではなく、複雑な葛藤があったのをうまく映画に反映しきれていないのを、残念がっているだけのこと)
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テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

Mokpoでなにやら楽しげなことが(磨崖仏海を渡る 序章番外編)
今度の韓国遠征で、是非寄りたいと思っていたところに、Mokpo(木浦)の海洋遺物展示館。海に沈んだ中世の交易船を引き上げ、その遺物を展示するためにつくったという博物館で、かなり食指を動かされてきたのだ。
がそれは常設展示の話。当然ながら、特別展もある。その特別展ってどんなことやっているのだろう、と公式HPを訪れてみると……。

 伝統科学特別展
「文化財の秘密の端緒を探れ」

伝統科学という直訳が正しいのか自信ないけれど、早い話が、文化財の分析に関する自然科学的な解析法のことをいいたいみたい。
昔、日本の科博がやった記憶があるけど、通り一遍で印象があまり残っていない。
目新しいです。

4つの切り口で展示するのだとか。
(すみません、私の直訳からの抜粋なので、抜けと私の推測が多いです)

(1)年輪(年輪による絶対年代推定法)
(2)光:X線、紫外線のルミネッセンス分光解析とか、赤外線反射を使った顔料の解析とか、そういう類の話だと思います。
(3)ミクロ:顕微鏡での、磁器や伝統韓紙の表面観察
(4)人体とDNA:類人猿のDNA解析とか

とりわけ(2)は、私にとってほとんど専門だから、学芸員さんをつかまえて、いろいろ聞き出してみようか
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テーマ:展示会、イベントの情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

ラジオポルトガル語講座1回目
Bom dia.

このフレーズがやっと読めるようになったぞ(苦笑)
それにしても、アルファベットの表記に現れない、鼻促音がMuitoのiとtとの間に入るとは、
ポルトガル語というのは、英語以上にローマ字から離れた発音をしているかもしれない。

誰だよ。ロマン語の一種だから、ローマ字読みに近いんだよ、なんていったのは。

ただ、アクセントのある位置がほとんど一定しているせいか、
会話と聞いていると、けっこうリズミカルなのがいいな。

今日のところは、あっけなく終わった。
スキットを韓国語に訳して(って何やっているのだか)、
……今日は疲れた、寝ます。

テーマ:語学の勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

ニュータウンと桜の木
咳に悩まされながらの昼下がり、NHKラジオの「かんさい土曜ほっとらいん」という番組を聞いていた。
私と同い年の千堂あきほサンが、桜の花に対する思いを話していた。ある時期まであまり好きでなかった桜が、最近好きになったというのだ。

「桜の花が咲いている間には沢山人が寄ってくるけれど、その後にもがっしりと幹が残っている。自分の誕生日がある季節に、桜の花が咲くからだろうけれど、幹の部分も残せる桜の木を、好ましく思っている」

大人やな〜この人。シミジミ自分の子供っぽさに気付くよ。

私は逆に、ある時期から、桜の花が嫌いになったのだ。
別に下に死体が埋まっているから、なんて伝説を信じたせいでない。
桜並木、という作為がキライになったのだ。

生まれ故郷の……となりの学区は、築30年近いニュータウンだ。そこにも、街路樹として桜が植えてある。きっと今頃は、あの高台のニュータウン全体が桜色に見えるくらいに、華やかなことだろう。

しかし、その姿はあきらかに自然の摂理に反したアンバランスなものだ。
そして、その街には、いまや、ちょうど私の両親くらいの年齢の人ばかりが、ひっそりと暮らしている。そんな家が300軒くらい群れているのだ。

役割を終えた街に静かに咲く桜花と、その花守たち。
……絵としてはキレイだし、なんだか、小津安二郎氏あたりの世代の映画人が好んで題材にしそうな光景だけど、
ニュータウンという名が、現状とかけ離れていて悲しい。

やがて、我々が死に絶えて、花に対する思いの違う文化が芽生えたとき、
この桜並木を、人はどう見るのだろうか。

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喉が痛い
4月にはいって、イヤ〜な風邪が流行っていますね。
私も喉をやられました。

皆さん、お気をつけください。

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落ち着いて考えよう
どうして日本の道路建設費が高いのかを。

3〜4年前、何の週刊誌だったかで、北海道道東の原野と東京近郊との自動車専用道の建設事業費を比較していたことがあった。

確か、1:20だったか1:30に及ぶ大きな差があった。

道東だから特に建設費が安くなる理由もないだろう、とすると、
実は自動車専用道の「建設事業費」と大枠で言われるものの、内訳は、
「建設費」の占める割合なんて下手すると1割以下、ということがわかる。

なるほど、日本の道路建設には異様にお金がかかっていて、自動車を使う人たちの不満もわかる。
が、その内の建設費(と建設に伴う、調査費……云々)が占める割合はこの程度だとわかったら、どんな顔をするだろう。
よく言われる天下り外郭団体のウワマエをはねるといっても、いったところで、その狭義の建設費にONされているわけで(道東の工事だからと、外郭団体が遠慮する理由もないし)、
つまりは、想像がつきますね、「用地買収費」というコスト上の親玉がいるということなのだ。

そのあたりは、最近話題になっている佐世保道路がわかりやすい。米軍住宅の立ち退き費用で、1軒あたり2億円だったかが動いたとか。

そして、この買収費には、どうしても不透明になる要因がある。
言葉が悪いけれど、「ゴネ得」という面があるからだ。
そして、いろいろなコネを用いてさらにその額に上積みされていく……。
(さらにいうと、その種のコネを沢山持つ人ほど、「能力の優れた人」と囃される面が、日本にはどうもある……)
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