ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

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右のポケットから左のポケットへ
国の借金、最大の1085兆円=国民1人850万円―12年度末見込み
時事通信 1月25日(水)2時31分配信
こういうニュースに必ず嵐のように起きる、意見に次のようなものがある。

(1)これは政府の借金なのであって、国民の借金でない。国民から見たら資産である
(2)日本の国債は、国内でほぼすべて消費できているので、何ら心配ない。

だから、増税などもってのほかという結論へ安易につなげたがる(というより、増税を忌避するための言い訳に使っているというべきか?)

が、いずれの意見も、考えが浅すぎると私は指摘しておきたい。


(1)に関していえば、たしかに国債は、国民側から見ると「金融資産」だ。しかし、国債の元利支払いを裏付けているのは、税金以外の何物でもない。国債を償還するのは、国民自身なのだ。まさに「右のポケットから左のポケットへ」移しているだけである。
国民にとって、資産としても勘定でき、同時に借金としても勘定しないといけない。というのが、実際の描像である。
とすると、
私たちの見かけ上の貯蓄から、この国債分の「隠れ借金」を相殺したのが、実態のある資産ということになる。

国民の金融資産は1491兆円ある(2011年第二四半期)*注
そこから、国債分を差し引いた約406兆円が実質の資産、ということになる。
あなたの金融資産のうち、10/14は水ぶくれの部分で実態が実はない。実際は、4/14;1/3程度にすぎないのだ。
日本政府は国債のせいで破たんしないかもしれないが、
破たんさせないときには、われわれの貯蓄は2/3も消えてなくなる、といえばわかりやすいだろう。


このように考えると、本当の意味でのヤバさがわかるのでないだろうか

(2)についても、怪しい意見だ。
では、あとどれだけ新規の国債を発行しうるか、という余力が問題になる。
さきほど挙げた個人金融資産のうち、債券で運用されうるものは、私が思うに次の項目だ。

 ・預貯金が828兆円
 ・年金準備金が420兆円
 ・債券実物が35兆円
 合計   計1283兆円

2012年度末で、国債残高が1085兆円まで達する。その時には、国民が買える実質の余力は200兆円程度といえる。

今、単年度で発行する新規国債が50兆円程度ある。
ということは、だ。その余力はあと4年もすれば、使い切ってしまうことになる。

確かに、今は自国内消費で奇妙な安定状態にあるけれど、
その安定も長続きしないのを、お読みのみなさんに意識してほしいところである。


*注
個人金融資産の参考資料です
http://www.nicmr.com/nicmr/data/market/retail.pdf
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テーマ:税金 - ジャンル:政治・経済

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