ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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琵琶湖のほとりで育って(その2)
先週の日曜日、レイクスターズの試合を見に大津に行っていた。鳰の浜あたりの界隈を県立体育館に向かって歩いていて
近畿圏の労働団体が主催していると思われる反原発のデモに出会った。
「若狭の原発から、琵琶湖を守れ」
というシュプレッヒコールが、繰り返されていた。
先頭を行く女性の持っていたプラカードには、京阪神の都市の名前と母親の会と書き添えてあった。

琵琶湖を守れ、であって、滋賀県民を守れ、ではなかった。

目の前に、滋賀県民が溢れているというのに。
僻みと取られてもいい。私は、もと地元民として、いいたい。

琵琶湖の水の前に滋賀県民120万人の心配をしてほしい。嘘でも建前でもいいから
この数値はやや厳しめだと思うけれど、ま低めに設定しておくことは、安全性確保としては理解するとして、飲用水のセシウム濃度として、10Bq/リットルを起点にして、大阪・神戸の水道水がその濃度に達するには、琵琶湖の表面にどれだけのセシウムが降らないといけないか、を計算してみよう、深刻な問題だとわかってもらうために。

大阪の淀川の平均流量(枚方での測定値)は421立方メートル/秒
それに対し、琵琶湖から宇治川(瀬田川)へ流れ出す平均流量は、140立方メートル/秒程度である。
つまり淀川の水のうち、琵琶湖由来の水は30%程度、
逆にいうと、琵琶湖が放射性セシウムに汚染された結果で、淀川に影響が出るとするならば、
淀川の水のセシウム濃度の3倍の濃度で琵琶湖が汚染されているないと、計算が合わない。

(2012年4月18日追記
 匿名様からのご指摘に従い、注釈をつけます。
 この計算では、琵琶湖由来の川のみが放射性物質を含んでいて、他の支流が含んでいない、というモデルに従っています。ですので、以下に導いだした値が、琵琶湖の水に含有される放射性物質量の「上限値」となります。
しかし、(1)琵琶湖からの水が淀川の3割を占めている、(2)琵琶湖由来の川(瀬田川)と同レベルの流量を持つ木津川が琵琶湖よりも、若狭湾からはるかに遠いこと、から考え、放射性物質の濃度で比較すると、琵琶湖の水が、淀川の水と同程度以上であろうとも推定できます。
よって、
琵琶湖の表面に降る放射性セシウム量は、41万~123万Bq/m^2の間に位置するのでないか、という推定を、現在私は立てています。以下、適宜読み替えをお願いいたします)


つまり、琵琶湖の水は、30Bq/リットルとなっていると予測される。
琵琶湖の水が30Bq/リットルに汚染されるためには、琵琶湖の表面に、1m^2あたりどれだけのセシウムが降らないといけないか、を計算するためには、1m^2の琵琶湖の表面の下に、どれだけの水が蓄えられているかを求め、そこに、30Bq/リットルを掛ければいい。

琵琶湖の水深(平均)は41mあるから、1m^2の表面の下には41m^3の水がある。これは41000リットルにあたるので、その区域にあるセシウムの量は、123万ベクレルになる。
1m^2当たり123万ベクレル……この数値が、福島第一原発付近でいったらどこに相当するだろうか?

見飽きた、という方も多いだろうけど、
文部科学省放射線量等分布マップを見てみよう。
http://ramap.jaea.go.jp/map/mapdf/agreement.html
富岡町の大部分がその土壌汚染濃度である。
滋賀県民120万人が、緊急避難しないといけない、という事態ではじめて、
琵琶湖が、下流で健康被害を起こす程度に汚染されるわけだ。

若狭海岸の原子炉の集中ぶりを考えれば、十分にありうることだけど、
「近畿1400万人の水がめ」の心配をする一方で、
滋賀県民120万人の生活が壊滅することを、気にかけない、京阪神の人々の思考回路が浮き彫りになる……。
まして、若狭海岸はどんな事態になるのか、に一切触れようとしないこの人たちって。

私は、関西人ではないのかもしれない、北陸の人間なのかもしれない……京阪神の人からは、そう見えているのかもしれない。
実際、大阪で学生をしていたころは、ノリが合わなくて関西圏の人より、福井の人と親しくしていたくらいだし。


つまり、大都市の人は、「過疎地」に危険を押し付けることで、リスク管理をしたつもりになっているのだろうか。
嘉田知事は、琵琶湖の流域のつながりを重視して、関西広域圏から、関西州に参加する方向に動いている。
しかし、ちょっと見直したほうがいいかもしれない。
手前味噌だけど、私が心に描いている「福井・岐阜・滋賀・三重による”日本まんなか共和国”からの発展による中央洲」のほうが、利害が一致するのでないだろうか。

流域であるがゆえに、利害が対立することがあるのだから。

……こんな私を、みなさんは視野の狭い田舎者と非難するだろうか……。
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テーマ:脱原発 - ジャンル:政治・経済

この記事に対するコメント

計算で間違いではないかと思われる点を何点か。

・淀川に流れ込む水のうち、放射能を含んでいるのは琵琶湖由来の水だけであるという前提で計算されてないか

・琵琶湖に溜まっている放射性物質が沈着したのは琵琶湖表面からのみであるという前提で計算されてないか。実際は琵琶湖周辺の広大な土地の土壌を経て雨水が河川、地下水に流れ込んだものから琵琶湖の水が供給されていると考えるべきでは。

汚染物質が全て土壌に固着し、一切流出しないのではなく
除染のごとく湖や河川に流れ込むからこそ、水源に危機感を覚える人たちが多いと推測。

【2012/04/17 13:47】 URL | #- [ 編集]

匿名さま
コメント大変ありがとうございます。
第ゼロ近似だ、と思って、粗く見積もったところを、ことどとく言い当てられまして、
冷や汗です。

このコメントを書き終えたら、本文にも注記を入れることにします。

・淀川に流れ込む水のうち、放射能を含んでいるのは琵琶湖由来の水だけであるという前提で計算されてないか
‥‥たしかにその近似を取っています。
   当たらずしも遠からずの第ゼロ近似に採用した理由は、
   ・淀川を構成する支流の中で、木津川と宇治川(琵琶湖由来)とが最も大きいこと
    (鴨川は一段落ちる)
   ・琵琶湖とその支流は鴨川と同程度に若狭湾に近く、木津川、桂川より、明らかに汚染されやすい場所にある
という理由からです。
本来ならば、今挙げた支流の流量と、若狭湾から流域面積の重心までの距離をパラメータにして加重平均を取って、淀川の放射性物質へ、それぞれの支流が寄与する割合を出すべきでしょう。ただ、数日探した限りですが、ネット上には、各支流の平均流量が公開されていないところで、挫折しました‥‥(汗)

・琵琶湖に溜まっている放射性物質が沈着したのは琵琶湖表面からのみであるという前提
‥‥これはもう少し精度のよさそうな第ゼロ近似の置き方かと思っています。
今、福島の浜通り地方で見られるように、土壌へ染み込んだものが、河川へ流れ出るのはかなり緩やかな速度である様子です。
(大雨で土砂もろとも流れた場合くらいでないでしょうか)

浜通りの川の水質を見る限り、例外的に5Bq/Lの個所はありますが、
残りは、いずれも1Bq/L以下になっていますので‥‥。
(川の底の泥には、数万ベクレル/㎏含まれてるのに)

思えば、セシウムはイオン化傾向も高いので、化合物も水溶性が高いので、
多くの人が不安がられるのも、わかる気がしてきました。

上手くモデル化して、続きを考えることにいたします。

(参考データ)福島県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果について(3 回目) 環境省2012年3月19日

http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/result_pw120319.pdf
【2012/04/18 00:18】 URL | デルタ #JnoDGgPo [ 編集]


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