ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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あまりに当たり前なこととして
先週の土日、福島からよさこいソーランチーム「いいたて愛」をお迎えするとのことで、2日間同行させていただいた。

目的は二つ。
 志摩スペイン村で開催のよさこいソーランイベントにゲスト出演(演舞)。
もうひとつは、前後で海水浴なども企画して、小さいながらサマーキャンプに、という企画だった。

同じ三重でも伊勢市とか志摩からはかなり離れた北勢に住んでいる私が、スタッフで加わることになった経緯は、下の記事に書いた通りで、
いずれ、この種の福島からのサマーキャンプの企画が定着すれば、星空観望会やら自然観察会を企画して、
「科学を嫌いにならないで」とうったえる企てを考えている、という遠大な話なのは、心に秘めつつ。
このよさこいソーランのチームは、10年以上前に結成され、祖母から孫まで団員がいるという三世代に及ぶチーム。
よさこいソーランへの偏見?から、衣装やら小物やら旗やらでさぞかし大荷物をたずさえ、髪なんぞもピンと立てて来られるのだろうな、と思っていたら、各自小さなトランクだけ。お揃いのTシャツがなんともかわいいのです‥‥。
土曜のお昼に中部国際空港で合流し、日曜の晩御飯まで一緒にいさせていただいた。

私の内気さも手伝い、大したお話はできなかったのですが、
当たり前なこととして、社会人として地に足が着いた生活をされていることが、第一印象にありました。
子供さんたちと話していても、ごく普通に食事の好き嫌いがあるし(爆)学校の勉強より本を読んでる方が楽しい、なんて子もいるし。
一方で、大人のかたたちは、演舞を午前中に終わった解放感で昼ごはんからビールを空ける……って感じのマイペースさ。

強いて私が何かをしないといけない、という様子を感じない。
というのか、かなりの人数は私より年上という状態で、私たちのほうが諭されることも多数。

そんな中で出てくる話は、
帰村できないそのこと自体への嘆きよりも、
生活のリズムが崩れたことへの違和感、が主だった。
現地に行ったことのある方から聞くと、静かな山里で、
三重で言ったら、太郎生(香落渓あたりの山里)あたりの雰囲気に似ているらしい。……ということは、関東の人に想像してもらうならば、陣馬高原の麓あたり、関西圏の人に想像してもらうならば、京都の美山村あたりだろうか。
そのような場所で数十年住みなじんだ人たちが、大した心の準備もないまま、福島市内に住むことになった。
福島市……大きな町である。元住んでいた場所で近くに住んでいたからといって、避難先で近くに住めるとも限らない。この違和感やストレス、あるいは転居・仕事の変化の負担も考えれば、一気にいろいろなものが来すぎで、心の整理や対処がまだ追いついていないかも知れない。


「周りが建物だらけで、遠くを見る機会がなくなって、視力が落ちた」なんて冗談もいう女性もおられた。

心のうちまでは、私にはうかがい知れないけれど、
帰郷を諦めているわけでは決してない一方で、しかし、会話の内容から推し量るに、人々の間での時間の流れかたがなんともゆったりしているのだ。

今後を考えると、もちろん楽観ができない。
いうまでもなく飯舘は、北西に伸びた「放射能雲」が直撃した村だ。
詳しい情報もなくその雲の直撃を受けたこの村の人たちの被ばく度合は、正確には推定すらもできないと、正直私は思う。……上限はわかるにしても、その上限値を仮に取ってしまうと、数十年オーダの健康障害が起きることもありうるレベルである。

その長い時間スパンでのリスクや、長期間かかるであろう除染……とりわけ近在の水源林の除染も、人力に限界があって結局は、10年レベルでの時間を使うことだろう。
その時間スケールと、その地の方たちのリズムが合っていくならば望ましいこと。だが、その間の緊張感というのか、モチベーションをどのように共有できていくか。
一時の勢いで、あたふた走り回ったり小賢しいことを書いて来たりしたけれど、
私が、そのリズムの中で、長くかかわっていけるか?
とりあえずは、きっちりごはんを食べて、元気でしなやかな思いを持って、いら立たず焦らず、見つめ続けることからはじめようか、と思った。

(※情報源としては、ラジオ放送があったはずなのだが、電池式のラジオは持たない家庭のほうが多いみたいだ。今回改めて話を聞いてみて知った)

ところで、伊勢神宮(内宮)をお参りしたとき、境内でもっとも小さな男の子が、小さな空蝉を拾ってた。全長が25mm程度で、その場の皆が見たことがないと首をかしげるほどの小ささ。
空蝉には、転生・新生の力があるという。
神域でそのような、小さく愛おしい転生の力の証と、飯舘の人たちが出会えたこと、吉兆であってほしいと、願う。

(小ネタ)
この日の中部国際空港。空港だから人通りが多いのは当たり前にしても、
一行とお出迎え組4人を加えた団体さんが、昼食する場所が見つからないのには、ちょっと焦った。
食事をできるお店は、満席。
ボランティアでビル内を案内されているおじ様に教えてもらい、1階の端にある共用スペースのテーブル席(約40人収容可能)で、売店のお弁当を食べることになった。このお弁当が名古屋コーチンなどの名物弁当で、なかなかのご馳走になったのは、怪我の功名か。
それにしても、一昔前なら当たり前にあった、公共空間のベンチや無料待合室がなんとも少なくなっている。
セントレアの場合には、100席くらいあってもいいのでないのかな?
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