ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

自動WEBサイト翻訳(多言語)

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

50円の価値
土曜日に、亀山で「えがおの種祭」という祭典があり、午前中訪れていた。
いろいろなブースが出展していたのだが、とりわけ私の目についたのは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の支援組織「国連UNHCR協会」の出展だった。

ちょうど国連が、このところコンゴ民主共和国の難民キャンプつくりに取り組んでいるのだそうで、冊子を開いての紹介で、その様子を示していたのに対し、
その日の朝刊で、コンゴ産出の鉱物を使用していないという証明をとれない部品を、米国が禁輸にするという記事が載っていたため、非常に興味を覚えたのが、きっかけだった。

 ※米国の禁輸規定に関しては、モリソン・フォスター外国法事務弁護士事務所が出している、このレターが非常に参考になります。
 コンゴ民主共和国の紛争鉱物 「SEC新ルール案が日本の製造業に影響を与える」(2011年3月22日リリース)

いろいろお話を聞いたのだが、
申し込み書をもらえないか、とお願いしたときの、係の青年からの返答に、考え込んでしまった。


難民キャンプの子供たちに1日分として渡す食品がある。長辺3㎝、重さ50g前後の小さ目のビスケットが入った小袋といった風情。
重量感があるけれど、「これで1日分?」と聞きたくなる。が、ピーナツバターなどを固めたもので、熱量は500Kcal、なんとか命を保つことができる、サバイバル食品ともいえそうだった。

これが、日本円にして1個50円なのだという(本来はドル建。今年初夏のレートでということだったから、おそらく65セント弱なのだろう)。
いっぽう金融機関の申し込み書のフォームがいくらするか?
3枚複写になったそのフォームは、1組100円するという。

このバランスを考えたとき、むやみに資料や申し込み書を作れない
との答えだった。

金銭感覚が、意識の中で歪み、
思わず、その場にしゃがみ込んだ。

50円
食品どうしで比較するなら、まだわからなくない。
「おやつの100円アイスで、配給食糧の2食分なんだな」、という罪悪感を持つ程度でまだしも済む。

たとえば、職場でのプリンターの反故は1枚何円?……私は2.5円と聞いているけれど、20枚で、配給食糧の1食分にあたる、
そう思い当ったとき、人の命と無駄紙とのバランスのとれなさに、おののく。
僕のかかわっている仕事が、難民キャンプの子たちの命とバランスがとれる付加価値を生んでいるか
そう考えたとき、仕事の重さが、別な意味で浮彫になる。

お金は、いろいろな場面での営みを数値化して結びつけることができる便利なツールだけど、
こんなかたちで、お金のその能力が、痛烈な批判を突きつけてくることがある。

まさにこれが、市場経済のもつ厳しさなのかもしれない。
スポンサーサイト

テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://hosiakari.blog34.fc2.com/tb.php/1124-1b602915
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。