ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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岩面仏探査実録補遺(和歌山篇その1)
三重と和歌山とは、県境が接している。
なのに、いざ行くとなると無茶苦茶遠い。
和歌山にあるという磨崖仏は、とりあえず調べられた範囲で3個所、それらを回るだけで、どうしても1泊が必要というのには、行く前から参ってしまう。
場所は……紀ノ川沿いの奈良県との県境に一個所(16日に行く)
     有田川の中流域(17日に行く)
     田辺市からほぼ真北へ6kmの渓流沿い(17日に行く)
そして、泊まる場所が……経路上に確保できなくて、和歌山市の海岸沿いの保養地,雑賀崎のホテルとなってしまった。
磨崖仏の探査自体は、本館に近いうちレポートするとして、
こぼれ話を載せていきます。
いったん津に出て、近鉄に乗り換え高田まで……いつものことながら、この区間は乗っていて不安になるくらい、人家が周りにない。時々ならす警笛(”ビー”とけたたましい音だ)が虚しく響く。
高田の駅前でようやく「住宅地」の匂いを感じるようになる。ベーカリーの喫茶室で昼ご飯を取り、JRの和歌山線へ乗り換え。
電化しているし、電車も30分おきに来る。お客もかなり乗っているから、決してローカル線でないのだが、恐ろしく旧型の電車を使っている。天井を見ると後から無理矢理据え付けたエアコンのせいで椅子の上が窮屈に感じる。小学生のとき(ちょうど電化されたばかりの頃)一度乗りに来て以来だけど、その時とおそらく同じ車両だ。

最初の磨崖仏は、和歌山県の橋本市と奈良県の五條市との境の川の中にある。
そう読んでいたから、この「境の川」である落合川ってどんなに大きな川かと思っていたら、冗談みたいに川幅が狭い。流れの幅自体は約1mさらに河原(というのか草が生い茂っている)が幅2m弱。しかも中流域から、田んぼへの用水を引き込んでいるから、集落を抜けるときには流量だけなら大きめの排水溝の3倍程度に違いない。そんな川を越えるだけだから、橋も申訳程度の長さ。……が標識は立派に「奈良県(裏側には和歌山県)」とある。奈良と和歌山の県境といえば、大台ヶ原や伯母子峰といった深山と固定観念があるから、余計この川に拍子抜けした。

調査後、さらに1時間以上電車に揺られて和歌山駅に出る。雑賀崎へのバスが意外とネダンが高いので、「よし、電車にしよう」と心に決めた。持ってきているライダーさん用の地図によれば、南海線の支線の終点から雑賀崎まで2kmとない。風光明媚なところと聞いているし、夕涼みがてら海岸を歩くのも一興やな、
……こんなことを考えるのが、シロウトの浅はかさ、というもの。
まず、JRの”和歌山市線”(紀勢本線の端っこ)、これは乗り継ぎも大して待つことなく順調だった。そうして着いた南海線との乗り継ぎ駅、和歌山市で1時間以上電車が来ないことが判明。しかも……行き先が「和歌山港」となっている。地図にある「水軒」まで行く電車は?
……本当にうかつな話だった。数年前に水軒-和歌山港間が廃止になった、と駅員さんに教えてもらうまで、本当に知らなかったのだ。(昭文社「ツーリングマップル」、これは3年前に買ったものだったのだけど……)
雑賀崎へのバスもない。しゃーないな、とその和歌山港行きの特急に乗って、そこから先は、歩くことにした。

何が「風光明媚」なものか!!海岸沿いのコンビナートじゃないか(爆)
化学工場の煙突からは柔らかな煙が立ち上がり、
やせ細った野良犬が一匹、歩道を塞いでうなり声を上げつつ、弁当ガラをあさっており、木材市場に沿っての塀は延々続き、
ようやく灯りが点いた店があると思ったら、夜釣客が数人時間つぶしで待っている釣り具店。
おまけに日暮れ時、あたりは風も凪いでいて、じめつく・・・
ようやく雑賀崎の岬の岡にさしかかり、海が見下ろせるようになって、「なるほど、きれいなところだわい」と納得し始めたとき、北の方で打ち上げ花火が始った。そうか、今日は花火大会の日だったんだ、どおりで市内で宿が取れないはずだ。

さて、宿になった観光ホテル……、大変だな~と同情したくなるほど傷み寂れていた。煎じ詰めれば、景気が良かったころに大規模なホテルにしすぎて、今となっては空き室だらけ、しかも経営者の方がだいぶお歳でしかも後継者もなく細々と営んでいる
ので、部屋の整備も行き届いていない、という状況だった。
働く人の平均年齢に合わせ、事業をだんだん縮小していく……、それが、自営業の方の智恵の出しどころだけど、ホテルは思い通りに縮小するのが難しい業種だろうな、確かに……。
ガランとした畳の間で小さな夏布団から腕をはみ出させて寝ているうち、蚊に6個所も襲われるハメになった・・
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