ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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薄気味悪い、という言葉を久しぶりに使います
映画「グエムル-漢江の怪物」を見てきました。

日曜の夜の回の上映(昼の回に間に合わなかったのだ)だから仕方ないけれど、一緒に見たのが10人……しかも公開2日目なのに。触れ文句のワリにちょっとはずれかも、と覚悟しつつの鑑賞でした。
恐怖によるパニック、というより「薄気味悪い状況からの脱出劇」という組み立てで、怪物の動きを含めかなり展開が速いのが印象的でした。

「典型的喜劇女優(笑)」ぺ・ドゥナは……、なるほど13歳の姪がいるような年頃の女性だ、と納得させられる、わりと落ち着いた演技で拍子抜けでした(笑)。笑顔がほとんどなし、というのもはじめてでないか?弟から「トロい」と貶されるあたりは、いつも通りの役作りですけど。

以下ネタバレあり(白フォントにします。反転させて読んでください)
舞台はソウル市内の漢江の河原、そこでお茶屋兼雑貨屋さんを営む一家の可愛い孫娘が、突如現れた体長4mくらいの怪物にさらわれるところから始ります、
って、この冒頭の光景、なんか見たな~、と思ったら、道具立てが多摩川にそっくり。そのお店で売っているものが登戸(川崎市)のお茶屋さんとほぼ同じだし(笑)、見慣れない動物が現れたからって、人だかりができて「餌付け」をはじめる(爆)あたり、タマちゃん騒動を彷彿とさせてました。

教訓:「見慣れない生物を見かけたからと、川岸に近づいてはいけません」
そういう教訓劇……なわけない。

怪物の動きの軽やかさが、対峙すると確かに相当手強い。既存の怪物映画のキャラがボクサー的な動きならば、こちらは完璧「軽量級プロレスラー」の世界。小柄で素早いこやつに、しかも都心で暴れられたら、戦車や戦闘機では戦いにくいのは確かで、結局出てくる武器は、ピストル、ライフル、アーチェリー、火炎瓶(これが一番利くんだから-爆)、鉄パイプ、そんでしまいです。

三兄弟が父親と娘(姪)を失いながらも、いわゆる「火器」を用いずに退治する姿は、「執念」と形容するよりない。すごく泥臭い世界。
泥臭いといえば、父親と兄・弟がライフルを各1丁携えて怪物を追い回すシーンもありました。見ている立場からはアドレナリン濃度が高くなるところで、父親(というのかお祖父さん)が最後の1発の弾丸で、狙いをつけるところなどは、……うううん、かっこええな~(ピョン・ヒボンさん、良い役者さんですね)。
熊谷達也サンの小説「漂泊の牙」の1シーンみたい。<-そういえば、話の流れもちょっと似ている。

怪物も薄気味悪いけれど、政府や在韓米軍の行動も薄気味悪い(怖い、とは違う)
そもそも、怪物を捕獲・処分できていないのに、「新型のウィルス」の可能性に過剰に怯え、薬剤散布を繰り返すあたりが。
最終的には、漢江の河原へ細菌兵器用の強力な「滅ウィルス剤」(とでもいうのかな?)を散布することになり、それに反対するデモが河原で展開され、機動隊と小競り合いになります。(僕以上の年のひとなら、韓国に関するニュースで見覚えがある「あの」光景です)

しつこいですが。
怪物は退治されていない
なのに、撒こうとする側も反対する側も、無防備な状態で漢江の河畔で対峙するのです。当然のようにそこへ怪物が現れ、地獄絵図が繰り返される……(その中で三兄弟の活躍が始るのですが)。

ものすごい寓意を感じたのは私だけ?
もっと根深いところに敵があるのだぞ、と。


ところで、予告編で「バックダンサーズ!」が宣伝されていました。私としては陣内孝則サンがオヤジロッカーを演じる、ということが10年に一度の重大事なのに、作り手としては二の次みたいです(涙)、見に行くのやめよかな?
そして、ロビーには、「トンマッコルへようこそ」の立て看板がありました。このスチール、登場人物たちの笑顔が揃いも揃って見事。ノックアウトされました。
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テーマ:グエムル-漢江の怪物- - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
自己レス
この映画について、朱雀門サンが深い洞察をされているのを発見しましたので、リンクをはっておきます。

http://jujak.mods.jp/blog/archives/2006/09/post_234.php

設定が似ているけれど、ストーリー的にはかなり色合いの違う「漂泊の牙」を連想したのか、やっと合点がいった。
【2006/09/12 00:10】 URL | デルタ #JnoDGgPo [ 編集]


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『グエムル 漢江の怪物』はおもしろい!

日本でも先日封切された『グエムル 漢江の怪物』ですが、あれはスッゲーおもしろい映画です。今年みた映画の中では文句なく一番でしょう。(ってか、今年見た映画が『SAYURI』だとか『ダ・ヴィンチ・コード』だとかのウンコ映画ばかりだったという理由もありますけど 薫のハムニダ日記【2006/09/11 19:01】

グエムル:これはれっきとした社会派映画

★監督:ポン・ジュノ(2006年 韓国作品) MOVIX京都にて鑑賞(9月9日、2回目)。 初回鑑賞... 「朱雀門」という方法・第2章【2006/09/16 20:47】

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