ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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転がるように林道歩き(白山南稜縦走記その3)
【ルート】三ノ峰避難小屋-剣ヶ岩-六本檜分岐-鳩ヶ湯
【所要時間】5:15
【天候】曇
(三ノ峰避難小屋-六本檜分岐)
さて昨夜は、星見をするはずだったのに、風は強いわ、ガスで5mも見通しが利かないわで、AM1時には諦め寝入ってしまった。明け方に晴れたらしいが、目覚めたのは、6時前。西風に勢いよく吹き飛ばされた底の暗い雲が、朝焼けを蓋しているように。
お粥とワカメスープとを食し、結局今日の行動用に残った水は約700ccだった。下りだし、最初の水場までは約2.5時間、どうやら渇き死にせずにすみそうだ。
当初の下りは、露に膝下を濡らしながらの急降下が続いた。露が落ちたせいか土も湿っていて意外と滑る。おまけに吹き上がってくる向かい風がなま暖かく、ねっとりした汗が出続けた。
いったん坂が緩み、広くなった尾根を斜めによぎって、先が見えないくらいの急坂がはじめるその縁に、看板が一つある。「剣岩」とあってその由縁が書いてあるのだけど、はて岩がないぞ、と思ったら、早い話、その岩の上にいるらしい。右手の樹林へいったん下り、細い稜線の上に戻って下り出すと、……これまた怖ろしい絶壁。その上に縦方向の節理が見える岩が聳えていた。
ようやくみつけたキキョウ(写真の色が変。剣岩にて)



岩と松とナラ類の樹林の中、時々不安定になる足元に気をかけつつ(溝が横切っていたり、鎖を固定していたらしい金具が剥きだしで残っていたり、1:40でベンチのある広場へ出た。まだ鳩ヶ湯に降りる分岐の手前だが、休む、休ませてくれ。
ここでついに水を全て飲みきった……。
六本檜の分岐点は、ベンチから間もなくだった。樹間からはもう別山すら見えない。正面には三ノ峰から伸びる稜線が青々としていた。

(六本檜-小池公園キャンプ場)
下りだからいいもの、登りだったら難儀するぞこの坂は!足がかりこそ事欠かないけれど、息つく暇もないほどの黒土の坂。固定ロープが欲しい個所も1,2あった。
立派な木がどんどん現れ、その点では、見所も多いのだけど、単調な下り。1時間近く下ってようやく坂が緩んで視界が開けたな、と感じたら、そのあたりには、農地を開拓した様子さえあった。さあ下り着いたかな、と思うが、車のエンジン音も聞こえない。代わりに右手のだいぶん低い位置から激しい水の音が聞こえる。しかもあろうことか、その右手の方向へ道が下っていく。
そこから10分余りの道が、冷や汗ものだった。湿りきった土と木の根を足場に、3~4m下に渓流を見下ろしながらトラバースしていく。道幅は30cmあるかどうか。ほんとうに鎖か固定ロープが欲しい。
ようやく、ホウホウの態で降り立ったのは、河原とも林道ともつかない岩だらけの車道。額の汗があまりに気色悪いので、目の前の大きな川の水で何度となく顔を洗った。
下流へは、そのガラガラした道を1kmくらい川に沿って進んだ。そして、道なりには急登する分岐へ出くわす。一見河原へ降りる道か登る方かで迷ったが、車が来るのは上る方向の道。陽が高くなってからの砂利道の登り、むせるような暑さで参った。
登り切ると、舗装道になり、オートキャンプ場の管理棟の前に出た。水桶に谷の水を引いていて底に飲み物を冷やしている様子が見えたが、管理棟には「休み」と出ている。……残念だが買えない……。

(小池公園キャンプ場-鳩ヶ湯)
6kmの県道下り。あたりに人家はなく、車も滅多に来ない。気楽な林道歩きのはずだが、なぜか最初は登り。行く手を阻む尾根を巻きつつも結構登り、2km近く進んで、隣の谷へ突き当たったところからヘアピンカーブを下る。その谷(桧谷)には、落差5mくらいの2段の滝があるのが見える。だいぶ低い位置だし、車で来る人は気付かないだろうな、と得意になりながら、てくてく下る。
桧谷の滝


……この間、何も申すことございません。川岸の所々で崩落があり、ここ数年多発する豪雨の様子を見て取れる。特に激しかったのは、ダムの堰の近くの対岸側。立木もなぎ倒されていた。
山奥とはいえ、その筋では世にも名高い九頭竜水系のこと、水力発電所が一個所あるのを見届け、ほどなく赤屋根の一軒家をようやく見つけた。秘境の宿……と呼ぶにもあまりに秘境すぎる、それが鳩ヶ湯を見たときの最初の感想だった
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