ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

Author:デルタ
三十才代、三重県在住の光関係の技術者です。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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風力発電……
これまで、代替エネルギーの発電施設として、水力発電所(仙台の三所沢発電所)、地熱発電所(岩手の松川発電所)を見学しましたが、今回ついに風力発電施設を見てきました。場所は、野迫川村の山の上(標高約1100m)「鶴姫公園風力発電設備」です。ご覧下さい、この偉容!
風車が3基。定格出力計60kW、大きい方の風車の羽根の半径は21mあります!
発電所全景


と私が、盛り上げようとしているのに、羽根が回っていない。よって、発電量も0.0kW。こうなると、麗々しく備えてある「発電量の表示器」が哀しい。
ああ0kW


(1時間くらいここに居た。その間風速2m/secくらいになったけれど、けっきょく3基ともピクリとも動かず)

BLOG「エコと〜く」

さんによれば、風力発電の実質の出力は、定格出力の15%前後だとのこと。定格出力というのが、「理想的な風が終始吹いていると仮定しての出力」との定義だから、稼働率15%と言い換えても良い。他の発電設備(太陽光発電を除く)が85%以上の稼働率であるのと引き比べると、”ほとんど働いていない”と見えても仕方ない。
ただし、この発電施設は、定格どおりだと、年間82MwH出せることになっているのに対し、表示にあるように過去1年で18.8MWh実際に発電していた。
つまり稼働率は20%を越えている!優秀(爆)

私が思うに、風が強い時にしか回らない大出力の風車1基と、微風に対応できる出力の小さい風車2基とで構成することで、実効的な効率を上げることに成功しているのだろう。というのは、定格条件より風が強すぎるとき、わざと風のエネルギーを逃がし、定格以上発電させない安全機構があるためだ。
けれど……、予想していたこととはいえ、こんなに稼働率が低いと、
代替エネルギー源としては、とてもとても、という結論になる。

やっぱり、主力は水力と地熱だな、日本の場合。

テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

この記事に対するコメント

トラックバックありがとうございます。
最近少しサボってたので気づきませんでした(笑)。
僭越ながら本文に少しだけ補足を。
定格以上発電させない安全機構に触れていましたが、風力発電では一定以上風力が上がると発電を停止する(カットアウトと言います)安全機構もあります。
発電を開始する最低の水準(カットイン)の風力から、定格出力を超えると風車のピッチを変えるなどして発電量を抑える安全機構、さらに一定以上の風力で発電をとめる安全機構があります。
その為風力発電には安定的な一定の風力が必要になります。地形の起伏に富んだ日本に向かないのはそうした理由からでしょうね。
【2006/11/07 15:19】 URL | mgcapital #- [ 編集]

ご来訪ありがとうございます
mgcapitalさん、こんにちは。
ご来訪ありがとうございます。

>カットアウト
そういう機構もあるのですか?(文字通り「発電を止める」という意味ですよね)
なければ壊れます、確かに。けれど、大きくてもダメ小さくてもダメ……なやましいです

ところで。風力発電についてのベスト解をさりげなく書いておられません?(笑)
海上に作れば効率的なんですよね!(送電効率を無視してますが−爆)
海と陸では同じ気圧傾斜のもとでも、1.2〜1.4倍程度の差で海のほうが風速が大きいので。
もしくは、ビル風のように、定常方向に定常的に吹く風を使うか(笑)
定格の異なる複数の風車を併設することも含め、
このあたりは、発電機の問題というより、「プラント・システム」の工夫次第の問題といえそうですね。
【2006/11/09 01:02】 URL | デルタ #- [ 編集]


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