ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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高野山にて蟄居(1泊2日の1日目)
天台の在家信者(爆)の私が、はじめてライバルの地高野山に行って来ました。

到着までに汽車を乗り継ぎ5時間、朝ご飯も食べずに自宅を出て、ケーブル駅に着いとたんお腹の空きすぎで、お弁当を食べざるを得なかった。
高野山の中枢部までは3km……、けれど、この天気の良さ、三連休であることも考え合わせ、「絶~対、渋滞が起きてるぞ」と読み、徒歩で行くことにする。
近道のバス専用道は徒歩厳禁だとのことなので、大門に向かい歩く。国道が合流するまでは、タクシーに時折抜かれる程度のことだったけれど、大門の近くからは、車があふれている。
国道から大門までの数百メートルの間で、車を28台抜かし
大門から根本大塔への入口まででさらに32台抜かした。もちろん、歩いてだ。
ざまあみろ、ですね。


・明神社
地主神を祀った神社が、境内に同化して残っている。その拝殿に三十六歌仙の額が掛っている。日光でも見たけれど、江戸時代の末期に流行った様子ですね。もっとも、それぞれのお歌を読みとれない。「日本文化サイコ~」とかいいつつ、そんなもんなんです(涙)つまりは、私も、「時間的ガイジン」に過ぎない。わかった気になっていたらいけませんね。明治初期の神仏分離をうまくかいくぐった様子なのが、正直うらやましいです。

・根本大塔
仏像の配色が派手。塗り香の残り香、めくるめく密教の神秘~(笑)。このセンスに魅了される気持ち、よくわかりました。

・金剛峯寺
天皇のお成りを迎えるためにも使われたハレの間の豪勢さと、一気に2千人分のご飯が炊ける大釜がある広い台所のケとを、両方見られて面白かったです。この両方を見せる、というのが、高野山の陽気さ、底知れなさですね。

・霊宝館
文化財指定された仏像が、こちらへ移されている。それらが意外と、禅宗系の装飾がされているのに、びっくりした(特に戦国期以降)。最近再建されたお堂の仏像だけを見ていたら、見落としていただろうこの事実。今回は公開されてなかった「浅井長政・お市夫人 像」を含め、なぜこういうものがあるのか、底知れなさを感じた。
また中国・道教風の星宿と北斗七星とをあしらった曼陀羅(これも江戸時代)、教理的に熟したゆえの混迷といえばいいのか……。世界観としては面白いなと思う、いや案外、庶民にとっての宇宙観がこういう感じだったのか

・奥の院
曾我兄弟はともかく、熊谷直実と実盛との供養碑が並んでいるのは、やっぱりできすぎやぞ(爆)とツッコミをいれつつ、やはり明智光秀と大津城籠城戦の供養碑はお参りしました。どちらも、真剣にお参りする人がもはやいないと思われるので……、せめて元地元民の勤めとして。
奥の院の最奥部まで進む前に、入口付近の二股に道が分かれるもう片方を回ったのですが、……正直胸が詰まりました。関東大震災の慰霊塔、震災当時の東京市長が後に私費で大きな慰霊塔を造って、犠牲者の名簿を納めているらしいのです。たしか東京にも公式の慰霊堂があったと思うけれど、市長さんが別個に高野山へ作るというのが。
先の大戦の各連隊の慰霊碑があるのも含め、高野山は底知れないほどの「非業の死」を引き受けている。かつて司馬さんが、戦後まもなくにこの光景を見て、「光秀や家康や、……これらの人も懸命に生きたのだと勇気づけられた」、と言う趣旨のエッセイを書いていたけれど、私には、重くのしかかってくる。
消化されきれない、死。

最奥部の灯籠の群、日が落ちきった17:00過ぎにたどり着いた。
明るさが、ありがたい。死を胸にしまうには、闇は辛すぎる。
お遍路さんの団体とともに、般若心経を唱える。

……しかし、その灯明へ電気を供給するための、大きな配電盤は、見るんじゃなかったな(爆)
……そういえば、行きの林道のわきに、山奥に似合わない大きな変電所があった。
それが現実なのだ、ということで。
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