ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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「月ノ浦惣庄公事置書」(岩井三四二 著)
というわけで、昨日は仕事を休み病院に行ってまして、
待ち時間に、久しぶりに時代小説を読んでました。
「月ノ浦惣庄公事置書(つきのうらそうしょうくじのおきがき)」
と読みます(汗)

舞台は室町時代、湖北地方の惣村どおしの境界紛争を描いています。
……とかけば、ある程度この時代の歴史を囓った方ならお分かりですね。
かの有名な「菅浦文章」の中で触れてある、大浦との合戦を下敷きに、事件の進展はほぼ忠実になぞったもので、ただ、首謀者を大浦(小説では、「高浦」)の代官による、と組み直しています。

文庫化されたとき(今年夏)に買っていて、今頃読んでいるのですが、2003年の作品だそうで……。正直、こんなに前に、しかも滋賀県出身でない人が小説にされているとは、……悔しいというのか、脱帽というのか。

村人たちの行動やその様式に、リアリティがあり胸に迫ってきます。
特に、なぜ境界付近の2個所の新田を守るのに菅浦(小説では「月ノ浦」)が、その新田からあがる年貢7年分の失費をしてでも守ろうとするのか、の解釈が私には納得できました(私の知る限り、合理的な説明をできている人は、これまでいません)。

こういう自由な推論も、小説化の、一つの利点でないかなと思います。
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