滋賀県の自民党までもが、新幹線新駅推進を諦めたその日に、 よりにもよって、第二名神の区間開業についてのニュースが流れた。 第二名神の第一陣として、亀山(私の今の地元、といっても市街地から10kmくらい山中に入る)から草津・田上ジャンクション(中学時代よく使っていたキャンプ場の外れ;市街地まで10km以上ある)が来春開業になるってことで、中日本高速道路が正式名称を「新名神高速自動車道」と命名したのやてさ。
今ある路線に駅を増設するのと、自然休養林(林野庁が伐採しないと宣言している国有林)をむりやり伐採してまで開設した「新名神」とを比較して、どちらが環境に優しい? どちらが、公共セクターにかかる費用負担が少ない? もっというたら、滋賀県民にとって、どちらが身近な存在になる?
CO2排出量削減だの、財政負担軽減だのって、どこまで信じていいの? 結局大都市にとって都合の良い公共投資だけを優先して、 地方に恩恵があるような投資は、「もったいない」と否定する。 方便に使っているだけなんちがうのん?
いうとくけど、 今回「新名神」が作られることで伐られた国有林って、 奈良時代に大仏やら平城京を作るために切り尽くされて、江戸時代以降滋賀県湖南地方の洪水のおおもとになっていたところなんや。江戸の中頃から村落で費用をはたいて花崗岩の上に灌木を植え、土ができたらその上に苗木を植え、って150年以上かけて回復させつつあった森やったんよ。 嘉田サンほどの滋賀の民俗史に詳しい人やったら、当然この有名なイキサツを知ってはるはずやのに、異論の一つも唱えずに、 「第二名神は、湖南地方の交通渋滞を緩和するために、是非必要」って去年の末に陳情しに上京してはった……。 それ以前の問題として、この「違法伐採※1」に抗議した”自然保護団体”ってあった!?……強いて言うたら、オレだけやん※2 (※1:寸前に、自然休養林の指定を外したみたいやから、違法ではないんやけど。※2:オレも知ったのが事後やったから、声を挙げても後の祭りやったんやけど。)
……全部、出来レースやん。 車優先の施策が最優先なんやん……。
元「鉄」として、これほどの敗北感ないわ。 よりにもよって、同じ日にこのニュースを流さんでもええやんか。
くやしいよ、くやしいよ……。 テーマ:鉄道関連のニュース - ジャンル:ニュース
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