ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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佐渡周遊自転車旅行(2日目)
姫崎 8:40発
小木佐久間YH 16:20着
行程54km(全行程県道45号)

佐渡の外周をなぞる県道45号線。このあたりは2車線きっちりあるし、わりあい単調な道です。
途中、岩首小学校という木造の校舎の窓に、「○年間ありがとう」と貼りがみしてあり、その脇に八重桜が咲いていて、という光景にウルッと来つつも、このあたり余裕です。
と油断しているところに現れたのが、このワイルドな松ヶ崎トンネル。
松ヶ崎トンネル


ほんの短いトンネルでなんてことないのですが、途中海側が開いた状態になり、そこから差し込む陽光の眩しいこと!
赤泊でちょうど正午になり、ご飯やさんをさがす。今日はウィークデーなのでお店も開いているだろうな、それもフェリーが入港するような港町だし……と探したのに、結局見つかったのは、郵便局の前の中華料理屋さんだけ。五目チャーハンを頼んだのですが、……量が多かった(ゲップ)

間もなく旧小木町に入って……、と意気あがりそうなところですが、今は全島市町村合併しています。だから行けども行けども「佐渡市」から出られない。なんか張り合いないです。

大橋という集落に近づき、そろそろ大きな市道が山手から合流してくるはずだよな、陸側の歩道に目をやっていると、路地に面して地蔵堂があって立て札がたっているのが目に入った。岩面仏かも、と思い、道を横断して確かめると、予想外な記述が。
「ミシハセノクマ」という場所が、この路地を登ったところにあるというのですが、その由来というのが、欽明天皇の5年にミシハセ(粛慎=ツングース人)が攻め込み一時このあたりを占拠したのに、地神が怒ったため毒水にあたって死んだ……。それもスゴイ歴史的エピソードですが、「その土地がどこか、長らくわからなくなっていたが、八百比丘尼(やおびくにと読まず、「はっぴゃくびくに」と読むようです)がこの場所だ、と教えてくれた」とあるのです。……八百比丘尼……いつの話だろ(脱力)
曰くありげだが、看板しか残ってません……

ちなみにこの標識に従い、100m奥に入ってみましたが、なんでもない畠でした。

そこから走るまでもなく、マルダイ味噌のみそ蔵に行き着き見学。直径3mもの杉材の味噌桶を土蔵の中に置き味噌を熟成させている様子を見学できました。ってあっさり書きましたが、桶の構造でこんなに大きく作れるものなのか?大体にして落っこちたら、確実おぼれ死にだ。そんな桶が12個だったかな暗い中に置いてある。味噌の匂いもそこかしこに染みついてる様子。

味噌桶の大きさに比べると、展示室にあった大豆を蒸すせいろが常識的な大きさ。大豆を蒸して麹と混ぜて……という作業がいちばん大変だったところなのでしょうね。

一走りで、小木のマチナカへ。約1日ぶりに見るスーパーマーケットで明日の行動食を購入し、港の前へ。たらい船の試乗とかもできるのだけど、明日訪れる宿根木の磨崖仏の情報を得る必要から、海運資料館など都合三軒に別れた展示館を見学。
この小木の港、江戸時代は最重要の港だった様子。というのは、岬をはさんで東と西に船溜まりを作れる地形になっていて(現在は東をフェリー港、西を漁港に使い分けている)、風向きに合わせて停泊地を選べた、ということで千石船の寄港地に選ばれたのだとか。
道をはさんで児童公園の脇には、佐渡と行き来があった最後の和船が展示してあった。昭和15年から36年まで使われた150石積みの木造船。和船には珍しく3本マストなんや……と、思い解説版を見ると、弁天船と朝鮮式との良いとこどりで作った船なのだとか。薪などを運んだ15mほどある船なのですが、基本的には親子2人で操船していたのだとか。
幸丸


小木佐久間YHは、集落から少し山間に入った……おそらく近年開墾した農地の中。目の前に蓮とかが浮かぶ大きな池があって、鴨を1羽飼っているおうちでした。
夕飯は外で食べよ、と町に出ると、さすがは古くからの港町、どことなく遊郭のような雰囲気さえある町並みで、ほとんどの店がしまっているにもかかわらず、華やか。そんななか、蕎麦屋かラーメン屋かとなやんで、蕎麦だとメニューの選択肢が少ないか、とラーメン屋に入ったら、そのお店が、もう一生忘れられないと思います。
メニューは、「ラーメン」と「チャーシュー麺」と「ご飯」だけ。テーブルが一つとカウンタ席が5席くらいで、おばあさまが1人でお店を切り盛りしています。入るなり、「今日はお客が思いの外多うて、すみませんなぁ、チャーシューがもうないんで、ラーメンだけなんですよ(そういえば、関西なまりに近い言葉。このおばあさま自身は土地の人なのですが)」
と。
ま、素ラーメンでもいいわ、と思い頼むと、麺を茹でる間にいろいろ話しかけてこられる。桜のこと……もう桜も終わりかけだけども、海潮寺サンの御所桜はこれから見頃で、明日あたりお花見に行こうと思ってるの……などと話してくれはるのはいいが、私の話が半分くらいしか聞き取れていない様子、耳が遠くなってはるのだろうな、と何気なく入口付近に視線を移すと、小さな張り紙がある。

「店主の○○さんはまもなく傘寿になられます」
もう80歳目前!?とても見えない……。
私にラーメンを出したあとも、明日の分のチャーシューを仕込みはじめつつ、昔話がとまらないご店主、末永くお元気で。

(3日目以降未完)
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テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用

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