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ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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省力化のバランス~測候所の無人化から思う
今日、10/1を境にして、いくつかの測候所での気象観測が、自動化されたのだそうだ。有名なところでは、尾鷲、ここなどは、NHKラジオの気象通報で報じられる観測点なだけに、影響度が大きい。
無人化したことにより、天気の表記で「快晴」と「晴れ」との区別がなくなり(つまり雲の量を測らなくなった)、当然「霧」と「曇」の区別もつかなくなった。
その一方で、予算がかけられるのが、数値予報用のシステム……というわけなのだろうけども。
数値予報って、今のシステムは一辺20kmのメッシュに地表面を区切って、その範囲内に現状の初期値を入れるところから始めます。。初期値といっても、天気自体を数値化してはいない(天気、もっといったら雲の種類と雲量とで数値化する、という数値予報のやり方も試してみたら、意外といい線を行くかも知れないけれど、今は試みられていない)。風向、風速、気温、気圧、露点温度、などを格子点毎に定めて、はじめて計算できるようになる。この20km毎のデータ収集というのは、自動測定システムの観測網でようやく覆えている、というのが現状です(正確には平均して21km平均)。しかし、かなしいかな、自動測定システム網は、地表を覆っているだけ。数値予報のシステムだと、上空も計40面に割って計算することになっています。ここが、現状の観測システムでは手薄なわけです。
有人の測候所・気象台で今残されている場所の多くは、この高層気象観測をやっています……が、その数、日本全国で18個所。
……20km四方毎などとはほど遠い……。なのに、観測に充てる予算を減らしていく。苦肉の策として、高層気象観測を現在していない測候所を無人化しているのでしょうけども、これでは明かにバランスが変ですよね。
数値計算で物理(化学でも同じだと思います)シミュレーションをやる方なら経験があると思います。初期値のちょっとした偏差でずいぶん違った結果へと「発展」してしまうことを。だから、取りきれなかった格子点の初期値を、実際に観測した格子点の値から補間して入れたりするのですが、それが、たとえば連続4点くらい補間するとなると、「いやな予感がする(汗)」というのが実情でしょう。

だから、モデリングし数値計算で予測する方法論や計算量が発達した現在でも(だからこそ、とも言えるのかも)、精度の高い測定値を積み上げていくことが大切だといえます。現状は変に偏った位置にあるといっていいでしょう。計算機の計算速度、精度を多少落としてでも、観測にお金をかけるほうが、正確な予測ができるはず。……おそらく、一定の予算を元に考えたときに、もっとも効率的かつ高精度を確保できうるベストな配分があるハズ。今の気象庁は、このあたりで、お金の使い方のバランスを誤っていると、門外漢ながら私は考えていまうのです。
このバランスを是正するために、外部の計算機物理学の関係者にシミュレーションしてもらうという、コンサルタントを受けることを、まずお勧めしたいです。

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テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

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