ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

自動WEBサイト翻訳(多言語)

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

書評「韓国の智慧 経かたびらにはポケットがない」
日本語、英語、韓国語の三カ国語で対訳が書かれてある、わずか100ページ程度の本、しかも、イラストエッセイに近いから、初学者の私でも、イラストと韓国語の文章だけで、何とか読み解ける……というわけで、語学の勉強にいいな、と思い買った本です。
題名から考えるに、かなり硬い事を書いているのかな、と思ったら、老荘思想と仏教思想とがないまぜになった、ちょっとあいだみつをサンを思わせるような、簡明な人生訓を、ずいぶんと丁寧な文体(イムニダ体)の短文で書いてあります。
かといって、語学の初級書にありがちな、子供向けのご教訓でもない。その点が、なによりありがたい。

例えば本の副題になっている文
あたふたと積み上げる物欲ども、しかし経かたびらにはポケットがない

著者は、固体物理学のベテラン研究者。あとがきには、
「忘れられた倫理に自分なりの解釈を盛り込んだ」
と書いている。が、不思議なことに儒教的なフレーズがほとんど出てこない。
その点が、韓国古来の倫理観=朱子学、と先入観があるワタシとしては不思議でもあり、新鮮でもあり。
隠すほどでもないけど、ワタシもここ3年くらい老子(老子道徳経、という本のこと)が凄く好きになってきてるので、共感が持てるところがあった。

さて。
それ以上に面白いのが、この本が出版されるまでの経緯。

もともとは、Park Hong Lee(朴洪二)さんという戦中生まれの固体物理学の大学の先生が、韓国の物理学会が出している雑誌に四コママンガを連載していて(日本では考えられない事態!!)、それをベースに教訓的な詩編を添えて英韓対訳本として出版していた。
その本を、日本から客員教授として韓国の別な大学に来た材料力学の先生の高橋寛さんが、大学生協で手に取り、共感したのでと、日本語訳して出版したという。(だから、裏見開きにある著者、訳者の紹介にある著書に本文と似合わない題名が並んでいる。片や「固体物理(2001)、大学生のための物理学入門(2004)」片や「材料力学のおもしろさ(1997)、多結晶塑性論(1999)、力学のおもしろさ(2001)」)
……というのか、このお二人、専門分野で共著を書いていても不思議でない気が(苦笑)
と同時に、その著書をワタシが読んでいてもなんの不思議もない気が
(大学での専攻が、結晶体の物性物理なので)

いやはや
縁とは奇妙なものです。
スポンサーサイト

テーマ:韓国について - ジャンル:政治・経済

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://hosiakari.blog34.fc2.com/tb.php/400-3b3726f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。