ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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もっと光を!
みーぽんさんのBLOGで、米国での家庭用照明事情について触れておられた。
照明光源というのは、仕事柄半分専門家みたいなものだし、それなりに責任ある意見を書かねばならないだろう。

と力んだものの、難しいのです。
現在、照明光源に使えるものとして、たぶん4種類あると思います。それらを比較してみましょう。

デルタ版家庭用光源比較表(07年11月現在)
        機器の価格 消費電力 製造時環境負荷 廃棄時環境負荷
高圧放電ランプ  高     小    やや低    高(寿命短)
蛍光ランプ    やや高   やや小  低      やや高(寿命中)
白熱球      低     大    低      低(寿命短~中)
蛍光体式LED    高     中※   中      やや低(寿命長)
三色LED     無茶苦茶高  大 高       中(寿命短)

         (※スポット状照明なら小)
寿命については、短:0.5万h近辺、中1万h近辺、長3万h以上
と読んでください。蛍光灯に関しては、個体毎の寿命の「当たりはずれ」が大きいので、判定はまさに目安です(苦笑)

つまり、部屋全体を照明するという意味では、蛍光ランプが一番バランスがいいといえ、ダウンライトのようなものには、蛍光体式のLEDが蛍光ランプへ拮抗してくると、この比較表から言えます。
しかし、です。
ここで考えてしまうのですよね……、廃棄時の環境負荷、とりわけ水銀の回収についてどう考えるか、という点を。
EU圏だと、水銀のことは量も少ないのだから、と玉虫色の決着で不問とされています(そんな状況が5年以上続いている)。一方、米国だと、土壌汚染への懸念がやはり頭によぎるのでしょうね、水銀の使用に慎重な様子があります
(なにしろ土壌汚染が発覚すると、かなりの費用負担を強いられる。日本のフェロシルトのように、責任所在がアイマイなままで済まされませんから)

つまりは、質の異なる環境負荷を、どのように比較考量し結論するか、という難問に突き当たるのです。
確かに一例でいえば、「ライフサイクル消費エネルギー」「ライフサイクルCO2排出量」「環境負荷物質固定化費用(総額)」などなど、提案はあると思います。
それらの中から、どのようにコンセンサスを作っていくか?
本来は、だれかが権威に任せて指令する、という質のものではないけれど、
しかし、理詰めで合理的な答えが見つからないだけに、その種の「政治性」が必要なのかも知れません。  
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テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

この記事に対するコメント
質の異なる環境負荷
デルタさん、コメントありがとうございました。
些細な点ですが、必ずしも「家庭用照明」というつもりではなく、産業用でも照明一般について書くつもりでした。

電球タイプごとのそれぞれの環境負荷についてはわかりやすくて参考になりました。
LEDの技術的側面については私も勉強不足な点はありますので、今後考察をさらに深めたいと思います。

【2007/11/03 07:24】 URL | みーぽん #- [ 編集]

LED
みーぽんさん、
産業用も含む、と読みとれませんですみませんでした。
産業用を含むとなると、高圧ナトリウム灯なども選択肢に入ってきますね。

LEDについては、私も勉強中です。うまく使うと面白い光源ですね。
【2007/11/06 23:32】 URL | デルタ #- [ 編集]


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LEDの実用化はどこまで進むか

前回のエントリに対して、デルタさんが「もっと光を!」をTBしてくれました。価格、製造時環境負荷、消費電力、廃棄時の負荷にわけて解説してくれている、わかりやすい記事です。... みーぽんのカリフォルニアで社会科【2007/11/07 07:50】

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 温暖化対策は待ったなしです。既に、いまから対策をはじめても「とき既に遅し」という可能性すらあると思っています。槌田さんは昨今の世論の状況を「エコファシズムだ」と言いますが、とんでもない話です。今の日本は、民意も支持するほんのささやかな温暖化対策の始めの 代替案【2007/11/13 09:50】

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