ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
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大気の熱力学への道(その1)
僕が、地球温暖化の学説を疑っているのには、いくつか理由がある。とはいえ疑っているだけではしょうもないので、CO2が強大な温室効果を持つなんて説が成立しているのか、ちょっと調べていくことにしました。
まず私の疑問
 (1)岩波書店の出している「地球惑星科学」シリーズに載っている大気の赤外線吸収スペクトル図の素性;どこで、どのような気象条件のときに、どのような機材を使って採ったものか。とくに分光器の波長分解能は?(かなり広いのでないの?)
 (2)(1)に関連するのだけど、大気中のCO2の回転順位や振動順位が、「正当」派が言われるほどの波長幅を持つと思えないのだけど(CO2は無極性分子だし、そうそう気体状態で分子間相互作用は働かない。だから分子の並進運動によるドップラー幅程度のはず。……とすると、今の時点でもう吸収が飽和しているはずだけど)。
 (3)赤外線吸収・再放射に関するシミョレーションがどのような方程式系で行われているか

というわけで、今日は三重の県立図書館へ。

(1)に関しては、元の本を見ても出典が明記していないので、ビックリしました。ましてや、どこで……情報は見あたらず。アヤシイな~。
どなたか、原書/もとの論文をご存知ないですか?
(2)は意外と研究例が少ないみたいです。検索を掛けた限り、書籍化していないみたいです。
(3)については、いい本がありましたので、熱輸送方程式の導出過程を2時間くらいかけて検算しました。感想としては、方程式としては納得できるけれど、とりわけ「大気から黒体輻射が出ている」との近似は乱暴だよな……もっとも「黒体輻射」というのは言葉のアヤで、「弱い熱輻射」だとしてその値を決めているのだろうけれど。
このあたりは、名前だけは知っている真鍋論文を取り寄せるかな?
(「黒体」というのは、あくまでも「すべての光線を吸収する物体」なのであって、地球の大気みたいな透明度の高いものを近似できるわけない……。もしそれを勘違いしているとすると、信じられない大ポカです)

ところで、今、研究機関にも学会にも属していない人が、学術論文を取り寄せるのには、どういう方法があるのでしょうか。
大変そうだな……。
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テーマ:一般気象学 - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

こんにちは。真鍋さんの論文は、あまり昔のはPDFになっていませんが、ネットで見られるものもいくつかあるようです。
Syukuro Manabe, Geophysical Fluid Dynamics Laboratory
http://www.gfdl.gov/reference/bibliography/authors/manabe.html
【2007/12/05 06:21】 URL | TheorySurgery #7uLS4I8I [ 編集]


TheorySurgeryさん、さっそく情報をありがとうございます。
お正月休みの宿題にしますね。
【2007/12/10 22:15】 URL | デルタ #- [ 編集]


小生も疑問を感じつつ、その種の報道をみるに、専門家といわれる人の発言も、何か奥歯に物が挟まったような、シミュレーションを信じろというような、円天もどきの説明に似たものを感じて、いらいらしております。

私の疑問点は素朴に過ぎるものですがいくつか有ります。代表的なのは以下です。
1.氷河期がもう来ないということは、ちょっと信じられない(温暖仮説の人もこれを否定してはいないのだろうが)
2.炭酸ガスより、圧倒的に濃度の濃い水蒸気が、シミュレーションに充分に反映できているのか。
これらは無論、学会で科学者によって説明済みなのでしょう。

さらにはデルタさんの分光理論から「吸収は飽和しているはず」などの記述が、学力不足で理解できないのが、これまた残念至極です。

ところで、この夏、日経の日曜版に藤井理行氏の小さな記事が、「かがくCAFE」欄にあり、興味深かった。
昭和基地で90から96年に掘削した2.5KMの氷柱から酸素と窒素の比率を精密測定した。その変動はCO2濃度の推移と似ていいると予想したが、一致しなかった。
むしろ計算で求めた夏至の日射量の変化と合致した。
雪が積もって、空気が閉じ込められるとき、日射が強く雪氷面が暖かいと酸素の比率が低下し、日射が弱いとその低下が少ない。
陸域が広い北半球で日射量が増大すると、それが引き金となって、南極で気温とCO2濃度が上昇する。
これが10万年サイクルで氷期と間氷期が繰り返すミランコビッチの理論を支持する結果だったという。

聞き手の日経記者の記述も、小生には理解できないことだらけではあります。
しかし興味深いものでした。

経済予測は当てにならないし、地震予知はほぼ不可能視されているのに、気象学が断定的に物が言えるというというのも、小生にはCO2説の科学というより限りなく政治的信仰に見えてならない。


【2007/12/11 16:09】 URL | 迎 秀昌 #- [ 編集]

もっとも恐れていることは
迎さん、コメントありがとうございます。

温暖化のCO2仮説、科学的な構成要素に分解すると、
 ・分子分光学
 ・プラズマ物理
 ・熱力学
 ・流体力学
 ・太陽系科学
 ・数理物理
 ・古気候学
 ・(ひょっとすると放射線学)
と多岐にわたっているので、全体像に精通している人がいないのでは、と
「専門家」とされる人たちが、どうも”たどたどしい”説明をするのを見ていると、感じるのです。
……見ている方にすると「言いくるめようとしている」と感じてしまうのは、たぶん、彼等自身がそれらの世界を把握出来ないのでしょう……無理もないことですが。。
その意味では、専門家も、私たちと変らない部分があると思っています。自分たちなりの専門から切り込んでいく、検証の姿勢が、ぜーったい必要な問題でしょうね。
【2007/12/12 23:52】 URL | デルタ #- [ 編集]

論より証拠?
 この間、忙しくてこちらにコメントできず申し訳ございませんでした。CO2の赤外線吸収の飽和・不飽和の問題は分子レベルで考えていくと確かに難しいですね。それで思ったのですが、分子レベルでの力学には分からない点が多いにしても、観測的に分かるのではないかと?
 私は高校の頃、天文班に所属していたのですが、分子の吸収線でその星の大気組成が分かるというメカニズムにいたく感動しました。それで、学校の分光器を借りてきてシリウス、リゲル、カペラ、ベテルギュースと一等星の分光写真を片端から撮影し、その吸収線を特定して、これは水素、これはヘリウム・・・などとやっていたものでした。いやー、懐かしいです。
 それでシロート考えなので恐縮ですが、宇宙から地球の赤外放射のスペクトル線を分析して、温室効果ガスの増大によって吸収線が強くなっているといったことを明らかにすることはできないのでしょうか? これが分かれば、「論より証拠」だと思うのですが・・・・・。
【2007/12/28 10:25】 URL | 関 #- [ 編集]

月や!!
あ!この手があった!
関さん、書き込みありがとうございます。
書き込みを見た瞬間、これはやれる!!と狂喜乱舞。知り合いの天文関係者を焚きつけ、近所の高校の設備を借りさせてもらって、一緒にやりませんかと画策してみます(爆)

月からの光を地上から観測すれば、この議論の精度が相当上がるはずです。
月の反射率は近赤外まで測ってありますし、熱輻射の分光データも……取ってあったのでなかったかな(自信なし)。それを、地上に置いた望遠鏡で入光させて、分光器にかければ
「素性不明な測定結果」に頼らなくてももっと精度の高いものが取れるはず。たぶん分解能10nmくらいで取得可能だと考えます、なんせ月が光源ですからね。(あえていいます。もと記事の1に挙げたデータの現状では、データとして意味をなしていません)
人工衛星にむりやり分光器を持ち込むよりはよっぽど安定して高精度の分光ができますし(なにしろ分光測定系って「揺れ」に弱いのです)、積分時間にも制限が無くなります。

ただ、お気づきだと思いますが、これで測れるのは「直線透過率」。大気での散乱をどう見積もっていくかが、考察での腕の見せ所だと考えてます

(追記)
関さんもアマチュア天文の世界に関わっておられたんですね。
さすが同じ「アポロ世代」(笑)……私たちの世代が学生の頃って、
天文同好会の規模がピークになった時期だそうです(苦笑)

恒星のスペクトル観測、私もやりました、なつかしいな~。
太陽のHαの吸収線を目視観測したのは、大学の物理学実験の待ち時間に教官が持ってきてくれた覗きこめるようなちっちゃな分光器をつかって、スペクトルの欠けを何本見つけられるかとか。
あれはいい教材だなと、真剣に今でも思ってます。
【2007/12/29 10:36】 URL | デルタ #- [ 編集]


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