どうして日本の道路建設費が高いのかを。
3〜4年前、何の週刊誌だったかで、北海道道東の原野と東京近郊との自動車専用道の建設事業費を比較していたことがあった。
確か、1:20だったか1:30に及ぶ大きな差があった。
道東だから特に建設費が安くなる理由もないだろう、とすると、 実は自動車専用道の「建設事業費」と大枠で言われるものの、内訳は、 「建設費」の占める割合なんて下手すると1割以下、ということがわかる。
なるほど、日本の道路建設には異様にお金がかかっていて、自動車を使う人たちの不満もわかる。 が、その内の建設費(と建設に伴う、調査費……云々)が占める割合はこの程度だとわかったら、どんな顔をするだろう。 よく言われる天下り外郭団体のウワマエをはねるといっても、いったところで、その狭義の建設費にONされているわけで(道東の工事だからと、外郭団体が遠慮する理由もないし)、 つまりは、想像がつきますね、「用地買収費」というコスト上の親玉がいるということなのだ。
そのあたりは、最近話題になっている佐世保道路がわかりやすい。米軍住宅の立ち退き費用で、1軒あたり2億円だったかが動いたとか。
そして、この買収費には、どうしても不透明になる要因がある。 言葉が悪いけれど、「ゴネ得」という面があるからだ。 そして、いろいろなコネを用いてさらにその額に上積みされていく……。 (さらにいうと、その種のコネを沢山持つ人ほど、「能力の優れた人」と囃される面が、日本にはどうもある……) ちなみに、私の父は、某公益系の民間会社で働いていたけれど、勤めを辞める最後の数年、この種の用地補償の仕事もしていた(京都市内某所、1980年代後半とだけ書いておく)。 その際、色々な「コワイ人」の相手をしなければならなかった、という体験談を私はよく聞かされたものだ。
この全国民的な暗部……、国会議員さんに切り込めるかな?(悲しき冷笑) テーマ:道路特定財源の一般財源化 - ジャンル:政治・経済
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