ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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BUSAN上陸(磨崖仏海を渡る-韓国編 こぼれ話 その1-1)
フェリーから降り、若干の身体検査を受けてフェリーターミナルの外へ出たのは10:30頃。異国に来たからといって、暑さは変らない。いや高気圧のど真ん中に来たくらいだから、日射しが十分に空気を熱している。
平日の午前中、慌ただしい港町、乗用車、トラックが、「ビー」と気障りなクラクションを鳴らし、目の前を抜けていく。
とりあえず、まずWonへの両替。線路をはさんで1ブロック西側の交差点に面する外換銀行の支店を目指す。
目指す銀行の店舗は10くらいのカウンターが並ぶ、かなり大きなものだった。入口にエスカレータがあってその脇で、店員さんが1人立っている。
「Annyeonghaseyo」と多分彼は言ったはずだが、それすら聞き取れたかどうか……。それくらい緊張していた。……笑わないで欲しい。はじめての海外渡航、そもそも銀行窓口で外貨両替することもはじめての経験なのだ。これがうまくいかなければ、まさに1文無し。冗談抜きで路頭に迷ってしまうのだから!
「I want to exchange Yen to Won.」
とっさに出たのは英語の方だった。
すると、さすがフェリーターミナル最寄りの店の行員さん、外国人の扱いに慣れているようで、
「Please go to the 2nd floor.」と指さされた。
船を下りる待ち時間から含めると、かれこれ1時間くらい立ち詰めだったせいもあって、喉が相当に渇いている。二階に上がった瞬間見えた冷水器(別項で、この面白いシステムを述べます)。そこで水をもらう。耐水性の紙を封筒状に綴じてつくった簡易の紙コップ……昔新幹線の浄水器に備えてあったものと同じコップでごく少量しか飲めず、2回呷る。
……えっと、なんて言うんだっけ?(手帳を取り出し)「Weonuro bakkweo juseyo」か。
……それにしても挙動不審なガイジンである。
2階にも10ばかり窓口がある。手前では投資信託などの販売をしているようで、パーティションで個室仕様になっていたりするあたりも、日本の銀行そっくりだ。両替窓口には、EXCHANGEと英語表記があった。忘れない内に、と窓口にまっすぐ進む。
5万円分のお札を出したがはやいか、女性の行員さんのほうが先に反応する。
「Weonuro yo(ウォンに、ですか)?」
「Ne(はい)。ぷたっかmにだ」
円の紙幣を5枚、2,3回数えて、端末にその数を打ち込むと、表示器に「W473000-」と出て、ガチャガチャ……と若草色のと水色の「券」がトランプのシャッフルのような具合に1枚ずつ高速に弾かれながら器械から出てきた。
……たぶん行員さんは-47万3千ウォンですといってくれたのだろうけど、それも聞き取れない。
そうしてトレーに入れ差し出された「券」を見て、「商品券みたい」と声に出しかけた。紙の質・厚さが日本円のような特殊な質でなく、上質紙に印刷したような、よく言えば色鮮やかさ、悪く言えばチープさを感じるのだ。ただ、都合50枚もある紙幣がスンナリと札入れにしまえるほどに薄いのがありがたかった。
しかし……。器械で枚数を計数しているだけだ。間違いがあるんでないかい?と疑いが頭をよぎる。
カウンター向かいの長椅子に腰掛け、1枚2枚と数える私。かなり挙動不審なガイジンである。

次にやることは、と。……もと「テツ」の嗜みとして「時刻表」を手に入れたい。というわけで駅まで歩く。12時前の駅前界隈を、どこでお昼とするかなとか思いつつ歩いたが駅までが案外遠い。
Busan yeok(釜山駅)は、規模的には新潟駅くらいの建物で、真新しかった。中で時刻表を売っているキオスクでも探し出せれば……と思っていたが、ちょっとした本屋さんが入口近くに店を出していた。さすがは駅の本屋さん、レジの前に時刻表は山積みになっていた。これさえあれば、少なくとも都市間バスの行き先、時刻を間違うコトはない。計画を立てた時刻表は日本で買った半年前のものだから、お昼を食べつつ、ダイヤやら運賃やらが変っていないか確かめることにしよう。

銀行からこちらに向かって、基本的にはオフィス街なのだが、ビルの1階には必ず食堂が入っている。活け魚料理の店もあれば中華の店もある。そんな中から2,3目星をつけていたところの様子をうかがいつつ歩いていると、その1つの店の前でガードマン氏と目があった。
「Yohaenja eyo?(旅行者?)」
「Ne。Ilboneso wasseumnida(ええ。日本から来ました)」
すると、ガードマン氏は目に見えて警戒感を解いた。少しクセのあるアクセントの日本語で「あぁ、日本人ねぇ」50絡みのおやっさんだが、日本人と知っただけで、無警戒なくらいにニコニコしだした。
「Yeogi、MASISS SUMNIKKA?(ここって美味しいですか?)」
このときは不思議とスンナリ韓国語を口にできた。
ウンウンとガードマン氏がうなずき、カルグックスがいいよ、といった感じで勧めてくれる(実際に聞き取れたのは、”カルグックス” ”マシッソ”だけ)。
自分の言葉がどうやら通じているらしいとわかり、
「コマスムニダー」とご機嫌になって私は、その40人くらい入れる海鮮食堂に入った。
時に、4/30 11:55。私は始めて韓国風のランチに遭遇することになった……。

……どうも私が表でガードマン氏と交していた会話が聞こえていたみたいで、お店の人にHaemul galgukkus juseyo(海鮮カルグックスを下さい)
と言った途端にクスっと笑われた。
「日本の方ね」と言い当てられ、うーん安心できるというのか、ひとりくらい”宇宙人ですか”とでもいってくれそうなものなのに、と不満になるやら、少々複雑な気分。
お店自体は、海鮮バーベキューを売り物にしているらしくテーブルがグリル付。そしてそれらしいお品書きも壁に貼ってある。が、お昼前なので先客さんも海鮮ビビンパとか割とお手軽なものを食べているようだ。……がそのテーブルの上がお手軽でない。

念のために繰り返す。私の頼んだのは、Haemul galgukkus(海鮮カルグックス)……日本風にいうと「海鮮うどん」といったところで、4000ウォンのものだ。なのに、「前菜」が来る。gimchi4種類、bajon5cm角くらいのが5枚(昔懐かしい京風お好み焼=通称「ネギ焼」に味がそっくり!)それに、ステンレス製の掌サイズのお椀に白米のご飯まで運ばれてきた。聞きしに勝る、「副菜」である(ニューカマーの在日韓国人の方が、これを、オカズと呼んでいるのを聞いたことがある。頼んだ食事以外にサービスされる「副菜」という意味なのだろう。が、この量は「前菜」と呼んだほうがふさわしいと思う)。
さすがにこれだけの食べ物が目の前にあるとおちおち時刻表を広げる気になれない。少しずつ箸をつけはじめた。
箸が重い。洒落でなく、これほど重いものを久しぶりに持つ、と言いたくなるくらいに重い。長さ30cmくらいのステンレス製の、しかも扁平とはいえ断面の長い辺は1cmくらいある。箸の上げ下ろしだけでも結構な指の運動になりそう。
そして……主菜が来た。
呆れて笑いそうになった。昼ご飯に食べる「うどん」の域を超える量なのだ。台所用品のボールの一番大きいのを肉厚にしたような容器にたんまりとウドンを入れアサリやら小エビやらを添えてあり、オタマと小鉢まで用意してある。訂正しよう、これは日本風にいうと「海鮮うどんすき定食」だ。
寄せ鍋の汁に生姜を添えたような軽い刺激のある透明なスープで、味の点では軽食なのだが、小食の私には量が少々ツライ。完食するのに30分以上かかった。
その30分の間に、階上のオフィスから軽装で降りてきた常連らしい会社員さんたちが平然とこの「うどんすき定食」(実はただHaemul galgukkus)や「ビビンパ定食」(実はただHaemul bibinpap)やらを平らげ、「Gomassumnida(ありがとね~)」などど、出て行く。背が高いとはいえ女性もケロリと平らげて帰っていく。……この国の人たち、この大食の人たちとは間違っても喧嘩などしたらバカを見る。食べる量だけ見ても、体力勝負になったら私の負けだと深く心に刻んだ(苦笑)
入ってくるのは、そんなお客だけでなかった。托鉢のお坊さん……ここまではいいとして。驚いたのは、その次に表の通りから入ってきた3人組の行為だった。身なりはきちっとしたスーツを着ていたから、最初はご飯を食べにきたのだと思ったのに、お客になにやら話しかけながら、カボチャの形の透明なプラスチック製の貯金箱とヤクルトとを置いていく。当然、私のところにもそれら2点組を置き、ついでにと言う感じで名刺を置いていった。名刺には「ナイトクラブ」とある。……この界隈のナイトクラブの宣伝に来たというわけ?
困った顔をして、店の人へ視線を送った。店の人は「いつものことだから気にしないで」と言いたげな微笑で答えている」……貯金箱か……シミジミ見る。妙なものを旅の始めから持ち歩くハメになったな……。


おまけ。
テツといわれるのが怖いのだけど、Busan駅の南、外換銀行のすぐ近くを通った時に、面白いものを見れたので、写真だけ。
ターンテーブル

鉄道の機関車の方向を入れ替えるターンテーブルが、駅のドン詰まりの場所にありました。アメリカンサイズの大きな機関車を載せ、けたたましい音を立てながら、その方向を180度入れ替えている……なかなか迫力があります。
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