ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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正義のための殺人論
いっけん機械的に淡々と死刑を執行している鳩山法務大臣
彼が何を考えているのかを、まとまった量の文章で読める機会が、やっときた。
毎日新聞が7/5に配信した特集記事
Yahoo!のコメントなど各種の反応を見ていると、文章がヘタだとか、誘導尋問だとか、非難を沢山見るが、彼の考えていることがコントラスト良く現れている。良い記事だ。

彼がいう死刑の意義は、次の2点にまとめられる。

(1)殺人犯という法秩序を破壊する者は、正義・秩序を守るために、死んでもらわなければならない。
(2)日本人の文化・心象として、命は何にも増して重い。ドライに割り切れるものではない
(2)は、私としては却下したい。鳩山サンのような人生の先輩にいうのは僭越だが、日本人と十把一絡げで、その倫理感を束ねて許されるものではない。ましてこれは、人の生死に関わることなのだ。昔「脳死を人の死と認めるかどうか」と国会で議論になったときに、結局党議拘束が不可能だったのを思い出してほしい。
さらにいうと、未来永劫、いわゆる”日本人”だけで日本政府が構成される保障がどこにもない。つまり、現状のマジョリティの常識に特化する法律を仮に維持するとしても、いずれは突き崩されることだろう。つまり、しっかりした理屈でなく、揺らぎのある心証に依存しているから、世の中の流れが変れば、廃止されるときも来る、ということになろう。

問題は(1)だろう。
インタビュー記事から、この考えに相当する部分を抜き書きしてみよう。

>鳩山氏 人の命を奪い、凶悪犯罪を犯した結果、犯罪者が命を奪われる場所。ある意味神聖な場所なんだろうな、と。数々の死刑囚がここで執行されていったと思うと、まあ、手を合わせる、ということですね。「治安のため、正義のために死んでいった方ですが、冥福はお祈りしましょう」という気持ち。

>私を死に神と呼ぶことは処刑された人への冒とくでもある。
>彼らは正義のために処刑されたんだ。死に神に連れて行かれたのではない。法治国家としての正義の実現だ。

これらの言葉に対して、私もなかなか反論が見つけられない。
非常にラジカルな言い方をすれば、「正義のための殺人」を政府が独占することへ異論を唱えることもできる。正義はそれぞれの人の胸にあり、もし自らの胸の内に問い「許せない」と思うのならば、自らの責任の範囲で、「正義のための殺人」を実行しても、実は同じように「正義が保たれた」ことになる。
が、私もさすがにそこまでは主張できない。自力救済を認めると、遺族の力のありなしで刑の重さが変ってしまう。それでは、公平性が保てないからだ。

むしろ、死を要求していいか、と問うべきだろうか。
普通のばあいは、ルールに反した人間に対する最大の制裁は、
「ルールを共有する社会からの追放」である。

ルールを維持するために命を取る、という考えは、カルト的な宗教団体か、暴力団、あるいは暴力主義の政治団体くらいしかないのではなかろうか。
いいかえれば、それらの団体ほどの「秩序維持」が国家に必要なのか、と冷静に考えよう、というのが、今日の時点での私からの訴えだ。
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テーマ:死刑 - ジャンル:政治・経済

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死刑FAQ (この記事は書きかけです...というか、死刑がこの世から消えるまで永久に書きかけになるでしょう)

この記事は、2007年9月30日の当秘書課広報室の記事、 「死刑廃止FAQを作ってみようかな。」 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-415.html で打ち上... 村野瀬玲奈の秘書課広報室【2008/07/09 00:33】

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