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ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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三峰山(奈良/三重)ハイキング
奈良県の東の外れ御杖村にある、三峰山に登ってきました。
霧氷で有名な山なのだけど、その気配もなく、ヤッケを着ていると暑いくらいの陽気、あてが外れたな。
そんな陽気に誘われてか、榛原から出ている臨時バス「三峰山霧氷号」は4両も出る盛況。雪の感触も楽しめたし、満足度は高かったです。

(行程)
奥宇陀青少年旅行村-不動滝-避難小屋-三峰山頂-新道峠-奥宇陀青少年旅行村

(所要時間)
登り:2時間 下り:1時間30分
(凍結寸前の不動滝まで)
実は学生時代に一度登っている山、そのときは梅雨入り前で、雨に降られながら大急ぎで山頂だけを踏んでかえってきたのを覚えている。
それから13年、今度は積雪期に登りに来た。
まず。積雪期なのににぎやか、である。同じ時間帯、登山口にいたのは80人くらいでなかったか。これでは落ち着いて登れないと考え、メインルートの登り尾を外して、不動滝に突き当たるルートを取った。
林道歩きが約1時間。小さな祠とお籠もり堂のある滝に突き当たった。水が流れている面の1/3くらいが凍結している。もとから水量も少ないからか、静かな場所だった。

(ひー、直登だ……避難小屋まで)
滝の右手から、何度も折り返しながら”登り尾”の尾根を目指して登っていく。砂地の道に短い霜柱が立っていて、さらにそれが凍結してパサパサになっている道がしばらく続いた。なかなか積雪が現れず、このところの天候から考えちょっと拍子外れだな、と思っていたところ……、道の中間点で、アイスバーン状の凍結点が現れだした。うまく選べばそれを避けながら足を運ぶことができる。しかもそのアイスバーンもこの陽気で刻々と融けて行っている様子。行く手に尾根が見え始める地点--そう、もう1000mを越えているあたりで、やっと積雪であたりが覆われ始めた。登り切った避難小屋で、アイゼンを着けることにする。

(アイゼン哀歌、しかしアリガタヤのアイゼン)
避難小屋は、13年の間に一段高い位置に移って丸太小屋に建て替わっていた。(以前の小屋は、隙間だらけになりながらも、登り尾の登山道に沿って残っている)
2年ぶりに四本爪のアイゼンを装着。今の靴に変えてからは始めてだ。……ゴムのバンドで足の甲とカカトとで固定するタイプのものだが、かなりキツイ。精一杯のところまでバンドの留め具をゆるめ、さらにゴムを引っ張っても着かず、小屋の中に入って靴を脱いで装着した。今度の靴、前と違って革だから突っ張って形が崩れないせいで、こうなるらしい。でもええい二〇分ロスしたぞ。
 四本爪の軽アイゼンだからと馬鹿にしてはいけない。渋く紫に塗色したそれは、凍結した雪に数センチも突き刺さる。その足への感触が、得も言えない安心につながる。主稜線に乗る三畝峠までかなりの斜度の直登だが、楽々だった。
峠から山頂までは道が急に細くなる。しかも灌木に替わるから、少し圧迫感がある。積雪は20cmくらいありだが、道の部分は踏み固められ、かなり締っている。途中木曽御嶽が見えるよう伐り開いた場所がある。東面の空は晴れ渡っているけれど、さすがに150km先の御嶽までは見えない。
そのせせこましい道が急に開け、空も地表もやたら明るい山頂に着いた。ベンチとかがない広場だが、温かいせいだろう、みんな敷物1枚で雪の上に腰を下ろし食事の準備をしている。
これだけの日差し、しかもほとんど無風だから、オーバーを脱いでも大丈夫。ガスバーナーのボンベも常温用をブースター(ヒートパイプで炎の熱をボンベへフィードバックするもの)なしで使っても十分な火力が出るほどだった。

北の方には、天辺2割くらい雪が被った鈴鹿、さらにその奥に台地状の真っ白な伊吹山。空とのコントラストがまぶしい。


(高見山、今日もとんがってます……新道峠へ)
山頂を12:40発。
帰りのバスが16:00発で、時間もあるし、新道峠経由で下ることにする。
三畝峠からの稜線は、なだらかな起伏を2回越える道。背の高い広葉樹林の中で、雪も厚さ10cmくらいになる。標高にして100mくらいしか山頂部と違わないのに、ずいぶんと様子が違う。雪は風で飛ばされているのかもしれない。
雪面には、小さな足跡がある。足の運びから見て4本脚のケモノのものだな、道に沿って歩いているけど、どんな動物だろう……。鮮やかな足跡、付いて間もないようすだから、と急ぎ足で追いかけてみると、なんのことない、先行のご夫婦が飼い犬を連れて歩いているだけだった。野生動物(特にケモノ)と会うのは、この山域ではナカナカないことみたいだ。
それにしても、正面の高見山だ。目測の距離では、3時間とかからず着けそうなほど近くに見えた。実際には10km以上あってコースタイムも4時間を超える。近く感じる錯覚のもとは、高見山の鋭角な北面に目が引かれるせいなのか。

(急降下です~)
峠からは急降下。直下に水場があって、その下へ谷川の流れがあるのだが、水場は流れていても、淀んでいる谷川の流れは完全凍結だった。さらに一本尾根を越えて谷川を木橋で渡り、あとは一直線の降下となる。見る見る積雪な薄くなっていき、しかも密集度の高い杉林の中に入ったからますます雪の気配がなくなり、さあ、いつアイゼンを外すかな、と思いながらもそのまま歩く。折り返しのコーナで積雪が残っていて氷も硬くやはりあった方がよい。そうか、道の周りの雪がなくなるまでは、辛抱強くアイゼンを着けておこう、なんて思っていると、30分ほどのうちに林道に出会って、これまた拍子抜け。

(林道歩きと、バス待つ内に考えたこと)
林道歩きは、惰性で足を前に出していくだけ。……暇である。道ばたにあるちょっと古びた砂防ダムの年号を見て、ちょうど前に来た年と同じになっているのに感慨を持ったり、次はどこ行こう、と思案したり。
今回の靴ではまだ2回目の山行。なお靴が足に馴染んでくれない。つま先の反り返り具合が大きすぎる気がする違和感も相変わらずだ。
こういう「靴を馴染ませる」ためには、平地を沢山歩く方がよいのか、それとも傾斜地を沢山歩く方がいいのか。
平地だと、つま先だけを地面に付けて"蹴る"から、今の靴のクセをより増幅していくことになる。けど待てよ、急な下りでもつま先で体重を支えるから、今のままでは危険だな。
というわけで、下り傾斜のなだらかな登山コースが、次回のターゲット。
雪のある内にもう一回、今度は霊仙山あたりでしょうか。
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テーマ:登山・ハイキング - ジャンル:旅行

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