ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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「夜行バスの最適化」
前の週末の金曜日深夜、名古屋から夜行バスに乗って横浜に向かった。
ドリーム号などの定期路線ではなく、会員制扱いで観光バス会社が行っている便だ。
見た目には、ハイデッカー車両※だったのが少し残念だな、と思いながらも、5000円だからしゃーないか、とも思い、バスのエンブレムを確かめた(※今夜行便の主流になっているスーパーハイデッカーよりは背が低い。それだけタイヤの振動がもろに伝わりやすい)。
そこで、ニヤっと笑ってしまった。
そして中に入ると、シートのデザインが独特なので、2度目のニヤっとなった。
シートの肘掛けが雨だれを斜めにしたような格好になっており、お客の出入りに支えないようにしてある。背もたれの天辺にはベビーカーの屋根みたいなものが、取り付けてある。今は畳んであるけれど、引っ張れば扇状に広がって、顔を覆ってくれるようになってある。

なぜニヤッとなったのか、
Daewoo製のバス車両、とわかったからだ。つまり、韓国メーカに特注(日本に合わせて右ハンドル仕様にした)で作ってもらったバスだったわけだ。

改めて私が書くまでもなく、韓国は高速バス王国。だから、高速バス仕様のバスを作るとなれば、単に安いだけでなく、ノウハウももらえるといえる。

どれくらいバス王国か、わかりやすい例として、ソウル-プサン間を取り上げよう。
両都市の距離384.3km、これを4:30で結ぶのだが、
1日に56便走っている。平均すると、17分に1便発車している計算になる。
言い換えると、この路線だけで、片道15台往復の分を考慮すると30台のバスが、常時道路上を走っていることになる。
このような高速バス路線が110路線くらいあるから、日中のある瞬間を取り出したら、おそらく1000台以上の高速バスが路上にあるのでないだろうか。
(さらにいうと、高速バス以外に、「市外バス」というカテゴリがある。高速道路を走らない「こともある」、という区別があるだけで、実質は高速バスと同じ。
感じとしては、韓国の高速バスがJRバスなどが運営する全席指定の高速バスに相当し、市外バスは東名・名神・中央道のハイウェイバスに似ている。それはともかく、市外バス路線は数えるのも不可能なくらいに路線があり、おそらくこれらも常時1000台くらい走っているものと思われる)
というわけで、あの狭い国土に常時2000台からのバスが走っている国が、隣国にあるわけだ。しかも少なからず競合路線というのもあり(例えば、1都市に2つバスターミナルがある場合には、両方から同じ都市への路線が出ていることなど)、妙に張り切った車両を使っている。……これだけの車両が走っているから、韓国メーカは高速バスを作りなれている、と言えるだろう。

さて、この輸入車に戻る。
確かに安っぽい。シートは多くの場合フェルトだし、4人掛けでしかも前の席とのピッチも狭めだ。

にもかかわらず、先ほど挙げた2点を見ても、高速路線バスにふさわしい仕様をわかっているといっていい。
反面、日本製のバスにはあって、この輸入車にないものとしては、
トイレ、冷水器・給湯器、この2つが目に付いた。
トイレは、2時間毎にPAで休憩を入れることでしのいでいた。
そして、冷水器・給湯器は、……夜行高速バスを最近使ったことのある方、使えるようになっている例が、日本国内の路線であるでしょうか……、コスト削減ということで、お湯も出なくなっているし、インスタントコーヒーのサービスもなくなっている。なのに新造車でも、この設備がついていたりするんですよね。


つまり、
日本製は確かに高級志向だけど、余計なものまで付いている。
韓国製は、安価志向だけど、最低限「寝る」設備には気を遣っている。

このあたりに、両国の製造業の志向が見えるようで、面白いと思った。
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テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

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