ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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深大寺探訪-試練の磨崖仏
西郷(KAZU)さんの呼びかけで、調布市の深大寺を彼の仲間の方達と訪れました。
みうらじゅん的なノリで仏像を語る方が一行におられて、私がいとうせいこう役をやってみたり(くわしくは見仏記シリーズを参照ください)愉快なひとときでした。
とりわけ、元三大師のお札のデザインとしても有名な「角大師」の稚拙な石像を見ながら、「ウサギのような宇宙人」とか「耳の曲がり具合はウサギ以外の何者でもない」とか「腹筋が割れてる。鍛えてるんだな~」とか、
仏像を見ながらこれだけ奔放なこと言えたのは、はじめてでした(苦笑)

白鳳時代の釈迦如来倚像(銅製)が宝物として収蔵してあるのには、私もちょっと興奮。つい2週間前に韓国のBeobju寺で同じ格好の磨崖如来像を見てきたばかり、同時代性をやはり意識しないでいられなかったもので。

そして、岩面仏の研究家としてはかなり困ったものも見つけました。
磨崖仏判定諮問委員会てなものがあったら、見解をもとめて諮問をお願いしたいほど判断に困る仏像が、境内にあったのです。
延命観音。現地には、なんの立て札もなく、石窟の中にある、高さ1.5mくらいの岩の表面に水月観音が線刻されてあるのです。岩の大きさといい彫られ方といい、磨崖仏といったんは分類しました。……そう、晴れて、東京都下唯一の磨崖仏が見つかった、と思ったはずでした。
私が苦心しながら鉄格子越しに写真など撮っているうちに、皆さんは先に行かれたのですがなんのその、悠然と取材を終えて、余は満足ぢゃ、となっておったのです。
が、帰宅して改めて調べると、どうやらこんな由緒らしい。

 秋田県象潟の沖合の海中から引き上げた岩に、仏像が彫られていた。元三大師の御自作とわかったので、深大寺が引き取り、境内にあった防空壕の跡地に納めた。

こうあからさまに「よそから持ってきた」とされると、磨崖仏とは判定できないよな。
技法としての定義:自然石の一部を滑らかな表面にした上で、その表面に彫った仏像
所在としての定義:その土地にある岩の一部に、土地と岩の宗教性を象徴して仏を刻んだもの
との2種類の定義が混在したままだから、この悩みが起きる。
ということは、私としてどちらかを、狭義の「磨崖仏」の定義として選択しないといけないのだろうな。

……みな様、磨崖仏を語る上で、どちらが本質だと思われますか?
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