ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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”チュッチョン ”ha silkoeyo?(磨崖仏またも海を渡る Taean磨崖仏取材記)
Daejeonの西方にその名もTaean(泰安)半島という半島が、黄海へ付きだしている。その西の先端へあと10km強の場所に、Taean邑という小さな町がある。ちょっと大きめの郵便局とKTの支店とが目立つ程度で、あとは郊外に高層アパートが数棟あるくらいのとても小さな町だけれど、Seohae(西海)海岸の国立公園への入口となっていて、バスはひっきりなしにやってくる。
Seosanからバスで30分強、ほんとうに隣町なのだけど、空の広さといい、見事なまでの田舎感といい、最果てまで来た、という感じだ。

Baekhwa山遠景
真北に低い岩山が横たわっている。この山Baekhwa山の山頂近くに、韓国最古の磨崖仏がある。最古というわりに、Seosan(Unsan面)の磨崖仏に比べると知名度で劣るのか、バスの便すらない(バスターミナルで念のため確認した)。
というわけで、山の西裾に回り込み車道を登っていくルートで歩いていくことにした。その距離約4km。
Manripoという正真正銘の西端の海岸の町まで伸びる国道23号(4車線)を5分くらい西進し、北に分岐する道道(2車線)に入る。Baekhwa山から伸びる尾根の端に掛るので上り坂になりつつ、小さな図書館とか法院(とあったのだけど、本当に裁判所なのか?この小さい建物がそれか?)を過ぎ、さらに歩くこと15分、ガスステーションとちょっとした駐車場がある分岐点に行き当たった。山手に入っていく急傾斜の車道には、「Gonggun8423 budae(空軍8423部隊)」と矢印で示してある。
山頂には空軍のレーダサイトがあるとのことだったらからこの道に違いない。仏祖生誕祭の華やかな提灯の列と空軍の厳めしい看板との同居、なんとも韓国らしい光景。

斜度30度はあるアスファルト車道の登りがずっと続く。真っ昼間なので木陰もほとんどできず正直ツライ登りだった。ただ一つの慰めは、北西に視界が開けた台地状の場所で黄海が望めたこと。もっともこの広場というのが、軍用のヘリポートなので広場の先端までは行けないのだけど。

Taeanのバスターミナルから結局1時間余りかかって、磨崖仏のある太乙庵に着いた。急峻な地形の中によく確保できたなと思えるほどの40m角くらいの土地に大雄殿と庫裏と信者会館とを造ってある、比較的新しいお寺だった。

磨崖仏は寺の奥(東側)の境内からみて一段高い場所にあった。その前には、太乙洞天と達筆に彫りつけた岩があり、禅宗庭園風の池まである。
磨崖仏自体は岩ごと覆って朱塗りのコンクリート造りの覆い屋の中にある。
Taean磨崖仏

とにかく前代未聞な三尊像。両脇の如来像が子供の菩薩像を守っているとしか見えない。
最初は遠近法を表現しているのか、とも思ったけれど、足元の高さが同じ、ということは遠近法表現としても成り立っていない。
正直よくわからないけれど、左の如来が釈迦で、右の如来が薬壺(とも宝珠とも見えるのだけど)を持っているみたいなので薬師だろうか。特に左の如来がSeosan(Unsan)の磨崖三尊の主尊と表現が類似していた(上腹部にヒモの結び目がある点とか)。
そんな観察している間に、何組か見学の方が入っては出ていく。が礼拝する人はいないので、私も落ち着いて観察に徹することができた。
そんな中、カップルで入ってきたうちの女性(女の子といってもいいくらい若い)が私に話しかけてきた。
「”チュッチョン ”ha silkoeyo?」
○○なさいますか?と聞かれたのは判る。が、チュッチョンとはなんぞや。キョトンとして、「チュッチョン、yo?」と聞き返したのだけど、彼女は言い換えることなく「Ne、”チュッチョン ”Ha silkoeyo?」と数回繰り返す。
電子辞書を取り出して探すが、ふさわしい単語がわからない。
Hada(する、である)がついて動詞になりそうなのは、
追薦(Chucheon;”追善”のこと)
蓄電(Chukjeon;”バッテリーへの充電”のこと)
くらいしかないのだけど……、私に何をすることを期待されてたのか、結局判らずじまいだった。

さて、もどるとするか、と境内を出ると、道ばたにこんな立て看板が。
案内文……(汗)

曰く。

警告文
進入禁止(部隊正門)
車両回転区域なきため 出入を禁じます
 空軍 8423部隊長


案内文
この地域は、過去 地雷埋設地域で、2006年も軍にて地雷除去を実施しました。遺失または未除去の地雷による事故発生の危険があり、出入を禁止し、疑わしい物体の発見時には、近くの軍部隊や警察署に申告するよう願います
空軍 8423部隊長


さすがレーダ基地のある山、物騒で、車道から外れて歩道をたどって帰るのを諦めた。とはいえ、すぐそばの山頂の様子だけは見ておこうかと、車道を登ってみると、20mほどでレーダサイトの正門につきあたり、物々しく警護している。

……長居は無用、とっとと退散!


おまけ。
地雷に気をつけましょう!
これは、Ganghwa島からSeokmo島へ渡る渡し船に掲示してあった、
「遺失地雷識別カード」。
見ると、朝鮮戦争ごろの地雷が6種類示してある。
プラスチック地雷やケースに入った対人地雷が見つけられずに、置き去りの状態になっているのだろう。(掲示物にも、金属地雷探知機での探知困難、とある)
戦争の傷跡は、なおも残っています。
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