ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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年金をめぐる錯覚(OECDネタ)
OECDは、ほんといろんなことを調べてレポートを出してくれる機関です。
定期的に読んでいると、本当に勉強になるだろうな、
といいつつ、私もニュースになったときしか読まないのですが。
今回は、老齢年金の支給金額についての国際比較です。

日本の年金、低水準=現役時所得との比較で-高齢化のしわ寄せ顕著・OECD
6月23日18時54分配信 時事通信

年金の支給金額(正確には、所得代替率……現役時代の収入に対する年金支給額の比)が、国際的にみて日本が低いという事実(*1)以上に
北欧の年金制度設計でした。
スウェーデンなどでは、所得代替率が、現役時の所得の大小にほとんど依存せずに、一定に近いのです。いいかえれば、現役時に高収入を得ていた人ほど、年金額もほぼ比例して高くなるのです。
言い換えれば、強制貯蓄のニュアンスが強い制度なのでしょう。

日本は確かに金額の小ささがあるので、弱者救済という感じがしませんが、
所得代替率という尺度を使えば、低所得者ほどより高い割合で年金額を決められるという、福祉政策的な色合いを明かにしている。


「基礎年金の最低支給額より、生活保護手当のほうが高額なのは、不公正だ」
この批判は、納めた保険料に比例して支給額を決めるのが当然と考える立場、言い換えれば北欧で取られている”強制貯蓄”の原理に立つことで、成り立つ批判です。

けれど、それは、(所得に対する)社会的保障の政策であって
「福祉」という概念からは遠いものです。
「福祉」がなぜ必要なのか……、本人にも予期できない不幸な事態に対して、社会的に救済を行うというもの。だから、実はだれもがその恩恵に与れる訳でない。いや圧倒的多くの人にとって、「もとが取れない」制度です。

私は、最小限の「福祉」を容認する立場に立っています。だから、リバタリアンとしては、穏健(いや「不徹底」!!)な人間です。だから、年金制度で「損をする」ことはある程度容認するつもりなのです(*2)。

が、世の中にはなんと多いことでしょう。
「日本の年金制度は、入っていたら損する。馬鹿馬鹿しくて入る気がしない」という人が。
……これでは、どちらが「反社会的な市場原理主義者」か判らなくなります……


(*1)確かに、平均所得層の半分の所得を得ている低所得者層間の比較で、OECD平均71.9%に対し、日本が47.1%というのは、驚くべきことですがね。

(*2)ホンネをいうと、強制貯蓄である年金制度と、福祉政策である”寡婦手当”や”障害者年金”を切り離して運営し、それらを100%税金で運用するように、制度改正するのが正当だと考えますが。
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テーマ:新自由主義 - ジャンル:政治・経済

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OECDの公的年金所得代替率に関する留意点

日本の年金水準、G7では6番目 OECDまとめ (NIKKEI-NET) 【パリ=野見山祐史】日本の公的年金の支給水準は現役時代の所得の3割強にとどまり、先進主要7カ国(G7)では英国に次いで低いことが、経済協力開発機構(OECD)が23日公表した「図表で見る年金2009」で分かった。... The企業年金BLOG【2009/06/26 08:24】

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