ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
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移ろいゆく第四権力(「編集権」から「ヘンシュウ権」へ)
21世紀臨調が企画して、自民党と民主党との党首討論番組をTV放送しよう、という提案があり、先頃話がまとまったというニュースがあった。

麻生首相と鳩山氏、12日に討論=衆院選へ直接対決-民間主催
8月5日21時25分配信 時事通信

この記事にある通り、すんなり決まったわけではなく、自民党サイドが、地上波でのノーカット生中継を条件に出し、かなり交渉がこじれていた様子だ。
結局、自民党がその条件を撤回して決まったのだけど、
ネット上では、話が納まらない。
「当然ノーカット生中継しなければならない」
という異議が渦巻いている。

TV局側としては、いろいろ当然な懸念を持ち断ったのだと、察している。
NHKは、公共放送の趣旨から「2政党だけの討論番組を企画することは、公正に反する」という、まさに正論を持ち出した。
それ以外にも、
麻生サン鳩山(由)サンの2人で、例えば2時間の間を持たすことができるか、という不安もあるだろう、
また、NHKの日曜討論という番組を視聴している人ならお分かりになると思うけれど、司会者がいても話が拡散してしまい、収拾がつかない番組になる、という怖れも持っているはずだ。




当然、視聴者は、退屈する。
結果、視聴者の抵抗、というのか第四権力への対抗”権力”として、生放送ならザッピングを、ビデオに撮っていれば早送りをされる。
……たぶん、TV局としてもっとも怖れる事態は、この抵抗だろう。
そして同時に、このザッピング、早送りという「ヘンシュウ」は、実のところTV局の偏向報道以上の偏りを生む原因にもなっている。

かといって、田原総一朗サンのような人を入れて、視聴者の緊張感を繋ぐように試みても、「司会が公平でない」という異議が出るわけで、
マジメにかかわればかかわるほど、政治討論番組はTV局側がバカを見る仕組みになっている。
その、(あくまでTV局側の主観での)放送時間の浪費を最小限にとどめるために、この種の番組は、適宜編集して放送されるわけだけど、一方で、この編集が一種の権力であった。
マスコミを第四権力とする考えがあるけれど、その権力の泉源は「編集の自由」だった。しかし、今の視聴者は、編集を認めようとしない、マスコミ不信が根本まで行き渡っているからだ。


ノ・ムヒョンさんが自殺したのに合わせ書いた、「時代の終わりとすら感じる」という記事で述べたように、
政治家とマスコミとの抗争は、小泉内閣の初期からあった。初期の小泉サンは、既存マスコミを通さず直接国民へ肉声を届ける、という手段で、マスコミと戦っていた。が、小泉サンの側も、我々も、マスコミを意のままに操りたい(あるいは自分の意見以外をマスコミから排除したい)という意図の方が先走って、マスコミを脅迫し懐柔し利用する方へ移りはじめた。

党首討論の生放送……、
そんな時間の無駄で退屈な手段を、「正しいこと」として囃すところにまで、来た今、今度は逆に私たちが問われている事態になっている。

その討論を、公正に、自分の好みでヘンシュウする(イヤなところをカットする)ことなく一度受け止めることができるのか、と。

確かに、それが「直接民主主義」のための一つの条件のようにも思える。
しかし、皆がファーブル先生になれるわけではない(ご存知なように、ファーブル先生が「昆虫記」に取りかかったのは、教員をセミリタイアし、時間がふんだんに使えるようになってからである)。時間の制約もある、根気の問題もある、公正とは何か?という哲学的な命題(あるいは、計測学的な命題といっていいかも)を片づける必要がある……、それらの手間を職業的にマスコミが引き受けていたのを、「おまえらに任せられない」という理由で拒否したのだから、面倒がってのはそれらの手間を省くのは、筋違いというもの。

……だけど、ほんとうに皆さん、それができる自信を持っていますか?

もっとも、こんな趣旨のことを書いたら、必ずこういうご批判を受ける。
「お前は、政治に関心を持たない人間で、推理小説を最後のページから読むようなタイプの人間なのだろう?私は2時間でも足りないくらいと感じている」
といった批判を。

このツッコミには、こう答えておきたい。
「私は、社会問題を解決する1つの手段として、またその社会への影響力の限界点をどこにするかという面で政治に興味があるだけで、誰が権力を握るかには興味がない。あなたのように、選挙という「妥協なき人事抗争」そのものには興味を持てないのだ」

……これって、どちらが政治に興味がある、ということになるだろう、
とっくり考えたいところだ。

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

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