ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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あべこべの世界
鳩山サンが所信表明演説で、かなり複雑なことを言っていたので、考え込んでしまった。


「経済合理性に偏らない経済の実現」
「無駄遣いの徹底的な排除」
この二つの言葉が、奇妙に共存して出てきたのだ。

経済合理性をホドホドに当てはめることによって、
バランスの取れた経済活動を行おう、との意図で言っているのだろうけど、
無駄遣いを「徹底的」に排除する、という言い方からは、私以上の原理主義的な「経済合理主義」の鎧がかいま見える。

私は、むしろ「公共セクターでは、経済合理性を追求してはならない」と考えている。つまり、政府の支出には「無駄があってあたりまえ」なのだ。わかりやすい例でいえば、採算の合わない道路を造るのは、公共セクターの仕事である、といった具合。むしろ、採算の合う道路(これが、現在では「必要な公共投資」と評価される)は、ファンドを設立するなり、事業体が独自に起債(増資)するなりして、民間資金を集めても成立するし、そのほうが、それこそ無駄が少なくて済む。

そして、同時に。
公共セクターが、「経済合理性を追求しないセクター」であるからこそ、その事業範囲を厳格に枠をはめて最小限で運営する必要がある。そうしないと、レントシーキングが起きるからだ。

日本の世論、そして今回の首相の所信表明演説もそうだけど、
経済合理性を追求すべき相手を、あべこべな方向へ設定しているのだ。

「社会保障が社会的弱者にほとんど届かない」といった、今の日本の混乱は、このあたりに端を発しているのでは、と私はにらんでいる。
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テーマ:民主党・鳩山政権 - ジャンル:政治・経済

この記事に対するコメント
超難解な課題でしょう
公共物は、お説のとおり、「経済合理性を追求しないセクター」と断言できるといいのですが、そうも行きそうにない。
国防費がGDPの1%というので済んでいるのは、米国の保護国であることとか、もろもろの事情だし、いわゆる「ただ乗り」問題の典型だし。
島々や山奥の一軒屋にまで郵便網を網羅するコストとそれから得られる便益とを比較してという論議も、実際に計算するとなれば、一軒屋の住民の便益を超多額にすれば成立するかもしれないからちっとも参考値としても価値が低い。

お説のように、「社会保障が真に必要な人々に行き渡っていない」のも程度の問題を度外視すれば、多分事実なのではないかと思います。
私見では、その起きている不具合よりか、少子高齢化での年金制度自体の持続可能性の方が問題の核心ではないかと思う。
そしてそれは後講釈ですが、田中角栄が昭和47年頃に福祉元年として大風呂敷を広げすぎたところから来ていると言えるのではないでしょうか。

もしかすると人口が増加し、高度成長しているときは、年金だけでなく、コンクリートの公共財も、コスト便益比較どころか、経済成長率を高める、いずれも効率アップの代物だったということでしょうか。

鳩山首相の奇妙な日本語という印象は、小生も持ちますが、駄文を書いてきて、結局私には難解すぎる課題のようであります。
【2009/10/27 15:57】 URL | 迎 秀昌 #- [ 編集]

蜘蛛の糸
迎さん、レスが遅くなり申し訳ありません。
高度経済成長のころは、来年はおいしい思いができるから、ということで先延ばししても、だれも自分の取り分が減ると思わなかった。だから将来のリスクへの備え=福祉を信じることができたのでしょうね。
今、国家予算がこんなに硬直化し、国債も発行しすぎで格下げまで検討されているとなれば、皆の議論が、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の光景みたいと感じられます。
他人のやることを「無駄」といってけ落とし自分の予算は確保する……。
その業の深さに、いつ糸が切れるか……
お釈迦さんは、どんな気持ちで見ているのでしょうか。
【2009/11/17 00:26】 URL | デルタ #- [ 編集]


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