ほしあかりをさがせ
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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国の負債と「国民」の債権
東京大空襲の被災者のうちが、その被害補償を求めて政府を訴えていた裁判に、第一審の判決が出た。

東京大空襲訴訟、被災者ら敗訴=国の賠償責任認めず-東京地裁
12月14日(月)15時7分配信 時事通信

ともかくも、門前払いにはならず、「原告敗訴」という判決まではこぎ着けた。
時効や、政府の責任を問えない(国家不答責とかいう考え方)での門前払いが、この種の行政訴訟に多いから、判決が出ることろまで行ったのでも、前進ではあろう。
また、「行政措置を求めたい」との傍論もついたので、原告には良い方向ではあったろう。

が、私達の負っているものを考えると、気が重くなる。
戦争をはじめ継続したのは政府の判断、戦争を継続したことと東京大空襲との因果関係があるのか、というあたりが難しい判断だけど、ともかく、戦災での被害を誰に求めるかと考えれば、政府しか担い手がない。
空襲を受けたのは東京だけではない。そして戦災は空襲だけではない。
地味な話だけど、供出させられた金属、商船……、このあたりも、多くは補償のないまま今までウヤムヤにされているはず。
それらを合算したとき、どれだけの潜在的な負債を、政府は負っているのだろう。
そうでなくても、政府の負債(債務)が大きすぎるために、財政が硬直化しているというのに。地下に眠るそれらの債務が吹き出したとき、私たちは支えきれるのだろうか。


もちろん、そのあたりの「配慮」があって、これらの債務は無言の内に「債権放棄」となっているのだろう。政府、いや「国民大衆」の利益のために、具体的に債権を持つ人たち(戦災罹災者……)の利益を圧迫していることになる。
そこに、債権者集会のような話し合いがあったわけでもないのに、事実上封印してしまっている。

どうだろう、今表の世界に出ている、国債という政府の負債も、同じ道をたどる気配がないだろうか。
よく、「国債の95%以上が国内で消費されているから健全なのだ」とか「国債残高よりも、国民の金融資産の残高が大きいから問題ないのだ」とか、そういうマクロな話が語られている。
このマクロな視線で将来を語った場合、いよいよとなれば、政府の債務を「国民」の債務と振り替えて、「国民」が持つ債権(国債)と相殺するという方法が使えると結論になるだろう。
「国民の金融資産と相殺するかたちで、債務整理ができるよね。何せ、金融資産の大部分を預貯金、つまり国債で運用しているのだから」と考えれば、なんともスマートな処理方法だ。
(このやり方を、即不当とは私は言いたくない。政府の負債は将来入る税金を担保にしているわけなのだから)
が、税金を納める「国民」は一般大衆であり、債務を持つのは特定の個人の集合体に過ぎない。……イコールの存在、とは到底言えない。

マクロに見れば、日本人は莫大な金融資産を持っている、それは事実。
けれど、私(特定個人)の持っている預貯金は、自分も含めた国民全体に漠然と(けれど確実に)負わされている債務の裏返し
ここにいう債務は、「戦災の債務」のような潜在的な債務も含めると、質や金額の大きさが、まさに漠然としている。そのために、閉塞感……いや一種の焦燥感……「事業仕分け」で見られるような殺伐とした気持ちとともに……につながっているのでないだろうか。
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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

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