ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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地震に勝てなかった平成の松浦武四郎
松浦武四郎、かなり有名な人で著作も多いけれど、彼の出身地である旧明和町には小さな記念館があるだけ。その記念館も地域の公民館に併設されているもので、活動としては、地道に彼の日誌の解読をする研究会がある程度。
が年に一回のお祭りが、2月の末。……ことしは、今日だった。
もっとも、お祭りにを見に行く人の多くにとっては、アイヌ民謡や舞踊が見られる機会だからという人が多いようで、伊勢中川駅の東口でシャトルバスを待っている私に、ご夫人が声を掛けてこられてTaxiで現地へ向かったのだけど、車内では、アイヌ舞踊の継承者の方について、いろいろ話されるだけだった。すみません、舞踊とかそちら方向には疎いので、ぜんぜん判らない話だったもので。

彼の出身地は、津市の南端にあたる櫛田川のさらに南岸で、生家は伊勢街道に面してある。その生家も一部が特別公開になっているので、後で見に行くつもり、だった。
ともかく、まずは、記念館前の普段駐車場にしている祭り会場で、公演を見よう……。
と会場に入ろうとしたら、舞台が解体されはじめている。
張り出されたプログラムでは、13:30……あと15分くらいで始まるはずなのに、と思っていると、そのプログラムの紙面に上から張り紙がされる。

「チリ沖地震にともない、津波警報が発令されたため、午後からのイベントは中止します」

この張り紙を見て逆にビックリした私。
朝、家を出る段階では、ハワイで1m程度の水面上昇がある、というニュースは流れていたけれど……、伊勢湾に面するこのあたりで、どんな津波が来るんだ?

携帯ラジオを点けてみると、ニュースも何もかも飛ばすような勢いで、津波警報、大津波警報との単語が乱舞している。
「東海地方の太平洋岸では、1m以上の津波が予測されます。到達時刻は14時前後とみられます」
「津波は、海底の地形などにより、予測よりさらに数倍の高さに達する可能性があります」

……といっても、海岸から5kmくらい離れているこの場所に津波が届くわけがない。
だいいち本当に恐れがあるなら、松阪市の海沿いの町に避難指示が出ているはずでないか……
(あとで冷静に考えると、その海岸沿いからの避難者を受け入れるために、「公民館」でもある記念館を空ける必要があったのと、避難に自動車を使うことが容易に予測されたので、駐車場が必要だったからなのだろう)

松浦家(武四郎生家)の公開も、家の側まで行ってみたものの、係の人に「こういう事情でして、中止になりまして、申し訳ないです」と恐縮されるだけ。

なんか納得いかない、と感じるのは、私以上に、以降のイベント出演予定者のみなさんだったのでしょうね。
よさこいソーランのグループが、記念館の隣のお店前にある大きめの駐車場を借りてゲリラ的に踊り始め、それに地元婦人会子供会とおもわれる集団が、盆踊りよろしくこれまたゲリラ的に加わっていく、ちょっとカオスなおどりが見られて、なかなか面白かったけれど、10分も見ていると、私のほうが飽きてしまった。

はぁ、帰るか。
といっても最寄りの駅まで3kmくらいある。シャトルバスを待つよりない。次のシャトルバスは14:15発、あと30分くらいある。

再びラジオのイヤホンを耳に当てる。NHKのラジオ第一は、ラグビー日本選手権の決勝の放送を中止する、と断りを何度も入れた上で、同じ原稿を読み上げ続けていた。

20分前から変わった内容は、この2つだけ。

 --さきほど13時過ぎに、南鳥島で、第二波第三波の津波を観測しました。いずれも潮位の変化は10cmでした。
 --それでは、大津波警報が出ており、最高3mの津波が予測されている根室放送局へ繋いでみましょう。

南鳥島での10cmという実測結果と、3mという予測との奇妙な同居。
しかも、根室は、南鳥島-震源地間の距離の1割増以上の距離がさらに離れている。
……ということは、同じ地形条件なら1割以上波の高さが低くなるのが道理というもの

風こそあるけれど、早春の日曜日の晴れ渡った午後。
届くはずのない津波に怯え、年1回のイベントを中止する主催者。
水門・防潮堤の類を全部閉めて万全の備えのはずなのに、たかだか3mの津波を、「大災害の恐れあり」と放送し続けるNHK、
南鳥島での最新観測結果を、予測に生かそうとしない気象庁

すべてが嘘っぽいほど、平和な青空だった。
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テーマ:三重 - ジャンル:地域情報

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