ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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文章、そして語調
東京は三鷹の、市立図書館の並びに、ブックカフェがあるのをご存じな方、案外多いかもしれませんね。
こちらのお店は、かつて京都に住んでおられ、太宰治の故地でお店を持ちたいとの一心で、こちらに移ってこられたご婦人が開いたところで、その名を
book&cafe' Phosphorescence
といいます。

http://page.freett.com/phosphorescence/

私がネットに参加しだしたころ(まだ川崎に住んでいたころです)、この方とちょっとやり取りがあって、
開店後2か月ほどのころ、訪れたことがあります。
(ご夫婦でカウンターへ立たれて、まるでままごとのような雰囲気で、紅茶を出していただいたことを、いまでも思い出す‥‥失礼な<自分)

坂東に戻ってきた手前、再訪せねばなりますまい。
三鷹事件の慰霊碑に参拝したあと、午後4時過ぎに訪れました。
前に入店したのは、3年くらい前。なのに、ご店主キャンディーさんが私を覚えておられたのに、びっくり。
根無し草の私にとっては、うれしい限りです。

文学的な香りからは、離れて久しいですが、
それでも、広い意味での文学世界をお店中に漂わせるこの空間では、いろいろ考えてしまいます。

今日は、「文学作品の言葉としての特徴」といったところ。
接客業に転向して数週間、言葉というのが、言いっぱなしで済まされない、と意識するようになった私の、
職業柄での疑問とでもいいましょうか。

どのような本でも、読者を想定することはあっても、直接レスポンスが見られるわけではないですよね。
また、音読を前提にすれば、その語調やテンポは指定されていません。
つまり、文字という情報・記号から零れ落ちたものが、本にはあります。
その欠如(?)は、すくなくとも文字がこの世に出て以降、当然のこととされてきました。

ただ、わたしたち読者は、時と場所とを隔てて、
それらの「非言語的な情感」を解釈し、再現することしかできません。
(音楽で、音符があって音符を並べる文法も存在して、さらに、テンポや強弱、さらには音色の指定までできるのが対照的です。いや、その音楽でさえ、指揮者なり音楽監督なりの解釈で、ずいぶん調子が変わるわけで、同様に「非楽譜的情感」が存在するわけです。

こちらのお店では、読書会や朗読会をときどきされているのですが、
「人によって解釈が違い、そこが面白いんですよ」
とのこと。
 ブレス、意味の途切れと、間の関係。
 
そんな自由度が、これまで読書にありました。

けれど、今後、文学作品も電子化されていきます。その過程で、文学が単なる「文字だけを追う」読み方ではなく、朗読や音楽を添えた、コンテンツへ発展することも、十分考えられます。

そんななかで、これまで個々の読者にあった自由(勝手な?)イメージや、読者・作家との間にあった、時間・空間の隔たりによる「すれ違い」(それが生む、2次的な創作世界の豊潤さ)は、どのように保障されていくのでしょうか。

かつて、笠井潔サンは、電子書籍(正確には電子ファイルによる入稿)が一般的になっていく状況を評して、
グーテンベルク以来の大転換
と評していましたが、
思えば、今やもっと大きな転機に来ているのかもしれません。

‥‥てなことを、勝手にしゃべってしまって、ご店主どの、すみませんでした。
このあたり、もうちょっと勉強して、ご報告に上がりますので、今回はご容赦ください(涙)
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テーマ:話のネタくらいですが… - ジャンル:小説・文学

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