ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
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デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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脱力の新規上場
今日は、振替の休みだったのだけど、
事務所での事務処理の関係で、会社のほうの事務所に顔を出した。
といっても、午前中で十分終わるわけで……。

そんな中途半端な暇人な私が、向かったのは、東京証券取引所でした。ウィークデーのみ見学できる、と
午後1時過ぎ、取引監視をするスペース「アローズ」を目の前にした、見学スペースで、アローズの中にいる人の雰囲気や、ガラス筒の上の電光板に流れる株価を見ているうち、ほかの団体見学者を案内する方が来て、ちょっとおごそか目の口調でこういう。
「14時半から、新規上場のセレモニーがここであるんです。よかったら見て行ってください」

その新規上場会社は、株式会社クロタニコーポレーションといい、東証2部への上場だった。
なんでも、「ほんとしばらくぶりの新規上場でして、これを見られるのは、ラッキーですよ」とまで言われた。
(帰宅して調べると、震災以来最初の新規上場だとのこと)

そんなわけで、そう広くない見学スペースを巡り、TOPIX(東証株価指数)と私とが、一か月違いのほぼ「同い年」なのに驚いたりしつつ、待っていると。

さきほどのスペースの正面にある大型モニターに、「祝上場 株式会社クロタニコーポレーション」と映し出され、スーツ姿の初老の方々が6人ほどの方が静かにエレベータで降りていく。
記念撮影に10分ほどかかっただろうか。その間も淡々と電光板に株価の数値がゆったりと流れ続け、その下ではデイトレーダーよろしく、係の人たちが、これもさほど動きもなく淡々と監視中。

そして、メインイベント、会社の発展を祈っての、「打鐘」だ。
さきほどのスペースの反対側、正門に背を向けるようにして貴賓室があって、そこに据えられた鐘を5回鳴らす、というセレモニーだ」。年末のニュースで、大納会の光景として、有名人についてもらう模様が報道されるけれど、あれと同じことを、新規上場の会社の代表者

赤じゅうたんの貴賓室、テレビ東京などのカメラも入り、強いライトでその顔が照らされて、取引所の社長と話し込んでいる(この話が長い!もう社長が話好きだから、とは、係員さんの弁)。
そして、1秒おきくらいに5回鐘が連打される。
なんとも晴れがましい光景で、見学者も含め拍手が自然とわいたのだけど、
当の上場会社の代表者さんたちは、それほどうれしそうでもない。

株価の初値が、予想以下だったためだろうか……と、ちょっといぶかしく思いつつも、帰ってから確かめると。
ふつうの上場と少し事情が違うのがわかった。

ふつう新規上場するときには、
公開して発生した値上がり益を用いて、事業拡大のための投資をするなど、かなり前向きのな目論見を表明しているもの。
だが、この会社の場合、
「おもに借入金の返済に充てる」
とある。
株を債券の穴埋めのために発行する……。
たしかにそういう使い方もあるな、とは思いつつ
資本主義ってなんのためにあるのだろう、とも考え込んでしまう。

資産をシェアする持ち分、その持ち分の「価値」をあげるために、事業を拡大する、という「明るい次代」を前提にした株式への考え方が、いつのまにか通りにくい時代になってきている。
むしろ、配当という分け前を期待した人々へ株式を発行する時代に遷移するのかもしれない。
奇異なことを書いているようだけど、今から40年くらい前までは、そういう態度で株を持つ人が多かったと聞く。だから株の価値は、ほとんど定常的であったと。
なんだ、それでは資本主義でないじゃないか、というなかれ、
資本主義は、本来そういう定常的な投資の方法論を整えるうち、出来上がったものなのだから。


【本日の青田刈り】
某高校の社会科見学の一団に、案内の職員さんが、ひとこと。
「みなさんが将来、起業したときには、他の証券取引所ではなく、東証に上場してくださいね」。すさまじい青田刈りだ。
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テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

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